2022年4月3日

今夜開催アルゼンチングランプリ コースは。

 MOTOGP2023、第3ラウンド、アルゼンチンGPは日本時間の今朝、予選が行われました。
COVIT-19の流行のせいで、2019年以来、3年ぶりのアルゼンチンです。


上の地図は、ミシュランのインフォメーションのもの。
出典はMOTOGPオフィシャルサイトです。

今回のサーキット「アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンド」は、アルゼンチンの内陸部、アンデス山脈の近くにありますが、周囲は、まさにだだっ広い、真っ平な大地。
空く側にリオ・オンド貯水池という、これも巨大な人口の湖があります。

ブレンボのインフォメーションによると、
パンデミックによる2年間の中断を経て、MotoGPはアルゼンチンに戻ってきた。これでMotoGPはアルゼンチンのテルマス・デ・リオ・オンドでの開催は7回目となる。ブレンボのエンジニアによると、このサーキットはブレーキにとって中程度の難易度で、1から5までの難易度指数では3という評価だ。

このコースは数ヶ月間使用されていないため、MotoGPライダーは非常に汚れたアスファルト、全く無のグリップに直面することになる。グリップはセッションを重ねるごとに向上していくことが予想されるため、ライダーはブレーキングだけでなく加速も大胆に行えるようになるはずだ。
ということです。(出典は「気になるバイクニュース」)

予選をTVで見た限りでは、風が強く、砂埃がコースを覆い、ラインを一本外すと砂埃の上に載ってしまって、グリップが著しく奪われ、オーバーテイクは難しそうです。
また、7~8コーナー、9~10コーナーなど、入り口がきつく出口が緩くなるカーブが多く、「開け開け」で攻めまくるコースと言えます。さらに、高低差がほとんどないのも特徴です。

予選ではドゥカティ勢が11コーナーで起こる車体の振れに苦しめられていました。
路面のギャップと走り方、そしてドゥカティのマシンなど、一定の条件が重なった時に起こる「振られ」のようで、リヤから起こるので、通常のウォブルとは違うのですが、リヤウォブルとでも言いたくなるような激しい振られ方でした。

バスティニアーニなど、レースでどう改善してくるでしょうか。

また、今回の予選では、アプリリアのアレイシ・エスパルガロがポールポジション。
アプリリア勢に初のPPをもたらしています。
2位、3位はドゥカティが入りました。先ほどの振れは、ドゥカティ勢すべてに襲い掛かっているわけではないようです。
4位にホンダのポル・エスパルガロ、5位にアプリリア、のビニャーレス。
やはりアプリリアが速くなってきています。

前戦のKTMといい、今回のアプリアといい、昨年までと勢力図が違ってきて、どこかが圧倒的に強いということがなく、大混戦。
僅差の中にライダーがひしめき、誰が勝ってもおかしくない状況です。

今年のシーズンは、勝負という観点からみても、とても楽しめるものになりそうです。

決勝は日本時間が明日朝3時から。
仕事を控えて、ちょっと無理な私は、火曜日の再放送を見ることにします。

中上選手の活躍やいかに。
鉄フレームのKTMも応援したい。

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