仕事が忙しいことと、大勢の人がひしめく場所が苦手なこと、行列が苦手なこと、この3つが揃うといけなくなるのは、TDRやNSJなどの超人気テーマパーク、そしてバイク関係の大人気イベントなどです。
だから最近は、こうしたイベント、興味はあるのですが、出ていません。いろんな企画にも、参加していないのです。
今年もたぶんそうなりそうなのですが、たまたま買った『BikeJIN』、2016年2月号で、ツーリング欠乏症であり、かつ、弾丸ツーリング渇望症である僕に、挑戦するかのような企画がありました。
それが、「2016 BikeJIN ラリー」です。
(表紙写真は、https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/bike-jin-413391/より引用しました。)
この「2016BikeJINラリー」は、
この号発売の2015年12月26日から、2016年11月末日(消印有効)で、付録の「2016 BikeJIN ラリー帳」に書かれた10の課題をクリアして証拠の写真を撮り、編集部に送る、というもの。
まあ、よくあるものと言えばそうなのですが、その課題の地点が、北海道、宮城県、群馬県、千葉県、長野県、兵庫県、熊本県と、全国にわたっているのです。
東京在住の人なら、北へ、北海道も含めて旅をし、西へ、熊本県まで行くような旅をするという、2回のロングツーリングを組まなければクリアできない条件。
まして九州や北海道在住の人なら、たぶん、一回で日本縦断往復の旅をしなければ、達成できない条件です。
僕自身、地図を眺めても、これだけのツーリングを今年やるのは、かなり厳しい、というか、たぶん不可能。
でも、こういうものって、ふたを開けてみると猛者がいっぱいいて、意外とそういうものの「常連さん」が軽々とクリアして一杯応募するものでもありますよね。
あ、この人、こっちでも達成してる、みたいな。
僕は今でもカワサキのオーナーズクラブ「KAZE」の会員を続けているのですが、以前、KAZEでも「KAZE チャレンジクルーズ」という企画があって、7か月間くらいに走行した距離数で応募する賞があったのですが、優勝者は7か月間で5万キロ以上走っていた、という、そういうこともありました。
「すごい」人はどこにでもたくさんいて、また、「すごい」と言われてみたい人というのは、僕もその一人でして、そういうとこを上手くついた企画は、数多くありました。
次第に若さを失っていく日々。
僕も、2015年一年で今までのツケを払うかのように、一気に白髪が増えて、しかも河童型に髪が薄くなってきました。頸椎ヘルニア、腰痛、若い頃の事故の後遺症の肋間神経痛、日光湿疹、寒冷ジンマシンと、だんだん満身創痍の樹生君です。
ちょっと前にラジオの「高田純次 毎日がパラダイス」という、「上質な下ネタ」をコンセプトとした番組のエロエロ川柳で、「一回も すごいと言われず 四十過ぎ」 という作品が紹介されていましたが、もう、「すごいだろ」、で推していくには、恥かしい年齢になってきました。
すごいマシンにも乗らず(いや、V7は本当は結構すごいマシンなんですが、超すごいマシンがあまりに多すぎて、すごく見えないのです。)、速さも競わず(たぶん、競ってももう負けます…サミシイ)、物知りも競わず(走る時はたいてい独りなので、自慢する機会がありません。それに、上には上がいますから…)、際限なく押し寄せる仕事の波をなんとかかわして、むりやりこじ開けた休日に、へとへとのまま半日ほど日帰りで田舎道をV7ゆきかぜで走り回り、気に入った場所で停まって景色を眺め、写真を撮ってそれをブログに載せる…くらいが、せいぜいの今のバイクライフ。
だから、今回のこの「2016BikeJINラリー」に関しても、へえ~、すごいなあ、でも、できる人って、結構一杯いて、たくさん応募するんだろうなあ…程度に考えていたのです。
しかし、どうも日が経つにつれ、なんだか、ちょっとずつ、ふつふつと、湧いてくるものがあります。
絶対できそうもない、本州縦断往復弾丸ツーリング。
できないと言われれば、やってやりたくなるのが、ライダーのさがというもの。
この身体、この仕事状況、この経済状況、どれもOUTと言っているのに、可能性を探そうとしている自分がいます。
もしも実現したとしても、せっかく本州まで行って関東、甲信越、関西、九州まで行って、指定された場所で証拠写真を撮って帰ってくるだけのツーリングなんて、なんて貧しく、意味のないものだろう。
第一危険すぎる。
そう思うほどに、どこかで血がたぎってくるのは、仕事のストレスがあまりに高くて、逃避願望がふくらんでいるだけなのかもしれません。
数年ぶりのこの感覚。
どうしようか、ちょっと思案しながら、冬を過ごすとしましょう。
明日は大雪の予報が出ている北海道です。
しかし、どうも日が経つにつれ、なんだか、ちょっとずつ、ふつふつと、湧いてくるものがあります。
絶対できそうもない、本州縦断往復弾丸ツーリング。
できないと言われれば、やってやりたくなるのが、ライダーのさがというもの。
この身体、この仕事状況、この経済状況、どれもOUTと言っているのに、可能性を探そうとしている自分がいます。
もしも実現したとしても、せっかく本州まで行って関東、甲信越、関西、九州まで行って、指定された場所で証拠写真を撮って帰ってくるだけのツーリングなんて、なんて貧しく、意味のないものだろう。
第一危険すぎる。
そう思うほどに、どこかで血がたぎってくるのは、仕事のストレスがあまりに高くて、逃避願望がふくらんでいるだけなのかもしれません。
数年ぶりのこの感覚。
どうしようか、ちょっと思案しながら、冬を過ごすとしましょう。
明日は大雪の予報が出ている北海道です。
この記事を見てアマゾンでBikeJINをポチットして昨日受け取りました。
返信削除5カ所ぐらいが日帰りの圏内で春になれば写真を撮リに行って見ようかな?って思います。
2010年にDUCATIトレジャーハンターと言うのが、伊勢志摩の合歓の郷で開かれて行ったのが日帰り14時間で最長距離の1002Kmとなりました。
帰りに寄り道した小さな港で偶然モデルさんの撮影会が有りSTと一緒に写真を撮っていました。
体力も気力も落ちているので日帰りは無理でしょうが行った事の無い道を走ってみたいですね。
田亜山海さん、こんにちは。
削除東京近辺からだと、日本列島のなんなかくらいなのでそうなるのですね。
あれ、でも5カ所も?
それはちょっとハードなのでは。
もしも達成のために北海道へお越しの際は、ぜひご連絡ください。
それにしても、STはドカティの中ではツアラーとはいえ、それで一日1000kmは
かなりですね。
「行ったことのない道」、それを走りたいと言うのはライダーの根源的な気持ちのような気がします。
数日前に、通勤路の途中の本屋さんでたまたま見かけて手に取りました。
返信削除ぱらぱらとめくり、GPZ1100に乗っていたらクリアできたのにな~と思いながら棚に戻しました。
でも家に帰って、やっぱりあの本買おうかなと思い返した頃、こちらの記事がアップされたので心を決めました。クリアは無理だと思いますが、ジェベルと走り回ろうと思います。
和休さん、こんにちは。
削除和休さんの兵庫県からだと、東北、北海道のポイントがかなり厳しいですね。
この「ラリー」、できそうにない!と思わせるところが絶好のポイントなのかもしれません。
できるかもしれないのに、届きそうもない。
そういう歯ぎしりみたいなのって、くだらないと思っても、たぎらせるものがあります。
本当は、人が決めたポイントではなくて、自分でポイントを決めて走り出すべきなんでしょうけれど。
私も今、ひそかに画策中ですが、実現可能性は、現在は2%といったところでしょうか。
トライするにしてもしないにしても、今年もよいバイクライフに、お互いにしたいものですね。