2023年4月11日

2023の初めは、早春の赤井川へ。そして気づいたのは…。

 4月11日火曜日、今日は仕事は休みの日。
…と言っても、朝5時からホームワークはしたわけだが、11時から15時まで、時間が空いたので、今年初のショートツーリングに行くことにした。
天気予報は曇りのち雨。雨合羽をパニアに積んで、真冬並みに防寒具を着こんで出発した。


赤井川のカルデラ盆地は、雪もほとんど消えて、浅い春が訪れていた。

ふきのとうが芽を出し、畑の土は顔を出して、土の匂いをふりまく。



あまり色のない、早春のこの景色。
あと3日もすれば木々の芽が膨らみ始め、山はかすかにピンク色を帯び始める。

丘の上に停まって、道端で立ったまま、来る途中コンビニで買ったパンを食べ、缶コーヒーを飲む。

焼きそばパンは手書きのポップに「マジおすすめ!」とマジックで汚い文字の推しセリフ。
思わず買ってしまう自分に笑ってしまう。
で、道だったかと言うと、懐かしい学校の売店の焼きそばパンの味で、「マジうめえ!」味だった。なんだかちょっと幸せな気分を味わえる。
缶コーヒーも今日は94円で、上の3つの合計が400円ピッタリ。350円以内にしたかったところではあるが、マジ旨かったから、いいとしよう。



雨が近い。
雨は山の雪を解かし、川の水を増大させる。
この時期、雪解け水で増水し、ごうごうと逆巻いて流れる川の水のことを「雪白水」と呼ぶ。

ゆきかぜは快調。
ゆっくり帰った。


さて、ここで帰り道。

肩が凝っていることに気づく。
肩甲骨の下のあたりも少し痛みがあり、
腰もの筋肉も張っている。
おまけに家に近くなってからはシフトする左足がもう攣りそうになっている。

おいおいおいおい。

身体がもう、なまっているのだ。
いや、これはなまりというよりも「衰え」か。

冬の間、たしかに全く運動もしていなかった。
いよいよ60代は自分の身体のメンテをしていかないと、
昔のようには乗れない日々になっていくのだろうか。

少なくとも、腹筋・背筋・僧帽筋・他もろもろ…。
鍛えるというほどではなくても、維持して回復するように、今年こそ筋トレなり、運動なりを生活の中に取り入れていかなくてはならないのかもしれない。

かつて一度も続いたことはないのだけれども。




走ること自体が一番のリハビリとも言え、今週からは通勤にも使い始めるのだから、
そちらの方は進むにしても、全身の持久力やそもそもの基本的な筋力、柔軟性を維持していかなくてはならないと思った。

だって今年は、少し長距離の弾丸ツーリングも何本かしたいと思っているから。



それにしても、赤井川村で曇り空の下、ヘルメットを脱いで、強めの風に吹かれ、ヒバリが一羽、鳴きながら空を上っていく様を眺めていると、得も言われぬ気持ちよさに包まれた。

それは「ライダースハイ」とも違う。
なんでもない風景の、なんでもない瞬間に、そこにいるということ、在るということが、まるで奇跡のように感じられるのだ。

風のここちよさ、傍らのマシンの控えめで、力強い信頼感。
今から80km、走って帰るぞという、どことなく逸る感じ。

こうした感覚を大切に、今年も走って行こう。

2 件のコメント:

  1. Youtubeでたまにコメントさせていただいてるものです。
    サイドバッグ、その位置だとスプリングの塗装が剥げたりしないでしょうか。
    私は現行V7stoneなのですが、バッグとスプリングがすれてスプリングの黒い塗装が剥げてしまってちょっとしょんぼりでした。メッキはもっと硬いから平気なんでしょうか。

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    1. ご質問、ありがとうございます。
      写真をお見せした方がわかりやすいと思いますので、
      次の記事にいたします。
      よろしければご覧ください。

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