午前中。支笏湖を訪ねた。
天気予報では、曇りだったが、自宅を出て、南へ向かってみると、
そらが真っ黒。
雨合羽は持っているが、雷雨になったら困る。
一度はあきらめて簾舞へ向かった。
しかし、しばらくすると雲が切れ始めている。
怪しくなってきたらすぐに引き返すことにして、
再度支笏湖へ向かう。
雨に振られることなく、支笏湖畔、ポロピナイについた。
今日は車もバイクもまばら。
風も強く。
湖面に波が立っていた。
まるでタイプラプスの動画を見ているようだ。
強い風は、ヘルメットを脱いだ頭には心地よいのだが、
風が冷たくて少々耳が痛くなってきた。
バイクシーズンもあとひと月。
秋は、去りだすと速い。
新しい雨雲が空を覆い切らないうちに、ゆきかぜに火を入れて、僕らも帰ろう。
一枚、そしてまた一枚。
返信削除静止している写真のはずなのに、樹生さんとゆきかぜ号が浴びる
秋の冷たい風の強さが、まるで動画を観るように伝わってきてました。
樹生さんの写真に、MCで走ることのあの懐かしい感覚を思い出したりです。
何が懐かしいのか、写真を拝見しながら考えていたら、
なぜかMCで初めて走ったころを、思い出していました。
こんな風に走っていた。ふとそんなこと思ってました。
素敵な写真有難うございます。
34se.selenさん、
削除初めてMCで走り始めた頃は、走ること自体が、すべて新鮮で、感動的で、恐ろしく、楽しく、天候も、時刻も、季節も、自分の体力も、すべてないがしろにして、ただ走っていたように思います。(それは、40年以上の時が記憶を極端化しているのかもしれません)
晴れようが、景色がどうだろうが、行く先に何があろうがなかろうが、ただ走ることを求めていた。
この日の支笏湖行は、実は時間的にも厳しく、体調もあまりよくなく、精神的にも少し追い詰められていて、久々に「走るぞ」ではなく、「ああ、走るしかない」に近い状態でした。「思春期」ならざる「思秋期」でしょうか。
そんな気持ちがちょっと写真にも出たのでしょうか。