2024年10月22日

Instagramにメッセージをもらうのだが



今年の2月下旬に、インスタグラムを始めた。
そのことは2月28日の記事

インスタグラムは万華鏡か」に書いた。

そう、
「ただ、空を見上げて道の上」のselenさんと
「迷走Riderの眠れぬ日々」の迷走さん
お二人がやっているなら、僕もやってみようか…と、そんな感じで始めたのだ。

僕のバイクライフを発信場所。
2007年にブログを始めてから、ずっと写真と文章を中心にしてきた。
しかし、現代の社会に対しても、個人的な事情の面でも、いろいろ、息詰まってきたというか、なにか息苦しさを感じてきたのは、2015年頃から。
特に父が死去した2017年からは、忙しさや自分の更年期障害や老化、さまざまな環境変化などが加わって、かなり苦しい状況だった。

なのに、2019年にYoutubeチャンネルを始めたのは、何でもいいから、突破口が欲しかったから。
思い返してみれば、2007年にブログを始めた時もそうだった。

Youtubeチャンネルを開設してからは、動画をつくることにかなり力…というか時間を労力をとられて、ただでさえ、家族事情などで時間が無くなってきている中、ブログの更新が滞ってきていた。
なにせ動画は撮影した後編集するのに、僕の場合、1本あたり10~20時間くらいかかるのだ。

動画作成の方は、なにせ全く初めてのことで、全然うまく行かない。
5年経っても、上達しない。
本気で学び、撮影にきちんと狙いと意識を持って臨み、それを完成イメージを持って編集する…ということができていないからだ。
文章よりも何倍も、動画編集は「コンセプト」の明確化が必要だ。
それが、定まらない。腰が据わらない。
なかなかうまく行かないなあ…という気持ちもあった。

でも、動画を出していくのは楽しい。
動画として残したいもの、発信したいことは「ある」。
それが「できない」だけなんだから、そしてまだまだちゃんと「していない」のだから、
「すること」、そのために今の自分に「できること」はいくらでもあるわけだ。
現状、できていないだけで。

バイクライディングに完成がないように、いや、自分のバイクライディングよりも、遥か下のレベルの動画作成の技術だが、まだまだやりたいことはあるのだ。


それにしても、趣味の世界はいいとして、「現実」世界の方はなかなかにキビシイ。
時間も、疲労も、ちょっとまずい領域に入りかけている感じだ。
だから、敢えてペースダウンすべく、考えている。

さて、そんななか、2月に、さら新しくインスタグラムを始めたのは、なにか軽い気持ちと手間で別の表現方法をしてみて、また何か突破口が見いだせるかもしれないと考えたからだった。

やってみると、確かに時間はやはり取られるものの、ブログや動画作成に比べれば、ほんのひと時と言う感じでできる。
また、ストーリー性があまりなく、断片、または断面で見せる「俳句」的なものとなるから、日ごろ使っている頭とは違う使い方になるので、いい気分転換になる。

無理せず、のんびりやろう…と思っていたので、
インスタグラムの機能とか、全然調べないまま、ただ写真を上げていたのだが、
最近、気づくと未読の「メッセージ」が溜まっている。
見てみると、みんな女性から。
それも全員、30代前半らしい女性で、
皆さん例外なく、髪が長く、鼻筋が通っていて、にこやかにほほ笑んだ顔写真が時々上がり、
スタイルのよさを強調するような服装の全身写真がまれに上がってくる
主な写真は料理の写真で、みな高級そう、値段が高そうなものだ。
と、思うとたま~にラーメンなどの投げ込んでくる。
また、高そうなホテルのラウンジ?での写真や
ゴルフの写真、ジムで汗を流す写真、etc


その中でAさんが下さったメッセージ
「お邪魔してすみません。
 ここの景色はとても美しいので、僭越ながら私信を送りました。
 私は違う場所に行って景色を楽しむのが好きです。
 美しい景色を楽しむことは私に視覚的な喜びをもたらし、
 心を癒し、仕事のストレスを緩和することができる。
 だからここはどこか教えてくれませんか?
 どうもありがとう。」

Bさんがくださったメッセージ
お邪魔してすみません。
 ここの景色はとても美しいので、僭越ながら私信を送りました。
 私は違う場所に行って景色を楽しむのが好きです。
 美しい景色を楽しむことは私に視覚的な喜びをもたらし、
 心を癒し、仕事のストレスを緩和することができる。
 だからここはどこか教えてくれませんか?
 どうもありがとう。」

Cさんがくださったメッセージ
「お邪魔してすみません。
 ここの景色はとても美しいので、僭越ながら私信を送りました。
 私は違う場所に行って景色を楽しむのが好きです。
 美しい景色を楽しむことは私に視覚的な喜びをもたらし、
 心を癒し、仕事のストレスを緩和することができる。
 だからここはどこか教えてくれませんか?
 どうもありがとう。」


ああ、これか…。
これがSNSでよく遭遇すると言われるものらしい。

こういうのに全く触れずに生きて行こうなんて、現在の世の中では不可能だ…と言うよりも、虫が良すぎるのだろう。

伝書バトはもう、携帯やWi-Fiの電磁波が多すぎて、元の場所に戻れないという。
3年前かな?僕がいやいや買ったスマートフォンなしには、もう、僕も暮らせないところまでいろんな制度が変わってしまった。

ブログやってYoutubeやってインスタグラムやって、
それで自分だけ元のままでいたいなんて、
そんな戯言は通らない。

でもね、
そもそも、
僕はそうでなくても、AさんやBさん、Cさんには悪い気持ちは持ってないけど、
全く興味もないんだよ。
でも、
相手が呼びかけてきてるというのに、無視してスルーというのも、
それだけでも自分の中に不快な思いが残る。
それはそういう反応をする自分に対してだし、
そうなることを知って送ってきている人たちに対してだ。

ただ、ネットの中にも善意は溢れている。
たぶん、現実と同じくらいの比率で、いい人たちにも会えるのだ。

…なんてことを、たらたらと考えたこの数日だった。

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