バイクはスペックだけで語れるものではないが、一応、V7スペシャルの諸元表を載せておこう。
以下の表はモトグッチのHPから引用した。
写真もモトグッチのHPより借用している。 |
エンジン型式 4ストローク空冷90°V型2気筒OHV2バルブ
排気量 744cc
最高出力 37kW(50 PH)/6,200rpm
最大トルク 60Nm/2,800rpm
トランスミッション形式 5速リターン
クラッチ形式 乾式単板クラッチ
サスペンション(F) φ40mm 油圧式テレスコピックフォーク
サスペンション(R) プリロードアジャスタブルツインショックアブソーバー 軽量アルミスイングアーム
ブレーキ(F) φ320mmステンレスシングルディスク ブレンボ製 異径対向4ピストンキャリパー
ブレーキ(R) φ260mmステンレスディスク フローティング2ピストンキャリパー
タイヤ(F) 100/90-18(スポーク、アルミリム)
タイヤ(R) 130/80-17(スポーク、アルミリム)
シート高 805mm
燃料タンク容量 22L(リザーブ約4L)
車両重量 198kg
希望小売価格(税込) ¥1,050,000
生産国 イタリア今までの愛車、カワサキGPZ1100は乾燥で242㎏、装備では270㎏を超えていたから、単純に重量だけ見てもかなり軽い。
装備で200㎏を切るというのだから。
車検証では前輪90㎏、後輪100㎏で190㎏で掲載されている。これはガソリンが入っていなければそれに近いかと思われる。
家までの短い運転での最初の印象としては、まず、軽い!GPZは押し引きがとても重く、全身を使って押さなければ、まったく動かなかったくらいだが、昔乗っていた400ccのGPz400F-Ⅱを思い出すほどに、まず押し引きが軽い。
そして、動きも軽い。直進付近からの左右へのリーンがGPZに比べて非常に軽い。どれくらい軽いかと言うと、GPZが40人前入った鉄鍋をうおおっと持ち上げる感じなのに対し、片手鍋をさっと持ち上げる、それくらい軽いのだ。しかし、ふらふらする感じではない。このあたりは車体と、タイヤと、エンジンととにかく総合的にそうなっているのだろう。この軽さに関しては、またおいおい触れることになると思う。
エンジンは、ナサート管を付けたGPZが後輪で110psだったのに対して、V7はクランクで50ps。半分以下のパワーということになる。まだ新車だから全開には当然できないが、低回転で市街地を走っただけの印象で言うと、そんなに遅いとは感じない。ここでも軽さがプラスに働いているのだろう。軽快に加速していく感じだ。
ただ、ギヤシフトのペダルの動きが、GPZと違って、違和感があった。ストロークが大きく、新車の固さもあるのだろうが重く、固い感じだ。モトグッチはシフトフィールに関しては評価が高いので、僕がきちっと慣れることと、馴らしの進行を待つことにしよう。
我が家の半屋外の車庫に入ったV7。
生まれた国を遠く離れて、日本へ。北海道へ。ようこそ、僕の新しい相棒。ようこそ、我が家へ。
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