空港からバスでホテルへ。後は仕事場の往復、ホテルのすぐ横の食堂と、駅のレストラン街以外にはどこにも行かず、また飛行機で帰ってきた。
今日は休みを取った。
日中は妻と過ごし、夕方、少し時間が空いたので、久しぶりにV7で近所を走ってきた。
7月27日にフロントのパンク修理から帰ってきて8日目だ。
出る前に空気に抜けがないか調べる。
大丈夫だ。
ズームさんは、もう一度テープを貼り直す方向での修理をしてくれた。
ホイールの内側面を入念に磨き、何度も入念に脱脂して、シーリングテープを貼ってくれたそうだ。
V7Classicの鉄リムと違い、アルミの地肌のリムはテープの付きがよくないようで、慎重に作業してくれた。
さて、8日ぶりのライドだ。
上手く乗れるだろうか。
乗っていない間に、少しいじっていた。
一つはクラッチレバーの根本のアジャスターを少し回して、クラッチのミートポイントを少し遠目にしておいたこと。
ワイヤー式のクラッチ。レバー基部にゴムのカバー。 |
めくるとアジャスタ―が現れる。レバー側、大きめのロックナットを緩めて、 それからレバーから遠い側、ネジと一体になったアジャストボルトを回して 調整する。 |
レバーを遠くしたいのだから、ボルトが多く見えるように、ネジ部を 回す。しかし。出すぎてかかっている部分が短すぎる感じになった。 少しがたつく。これはよろしくない。クラッチ側の方で調整した方がいい。 が、素人の僕が手を出すのはちょっと怖いし、 面倒だ。オイル交換の時に調整してもらおう。 |
下から見上げた写真。ゴムカバーはあるものの、水の進入を防ぐために 切欠きの部分を下に向けておいた方が良い。…とはメンテ本の受け売り。 |
でも、どっちも中途半端に作業して、うまくいっていない感じがある。
ミラー基部左側。 |
ミラー基部右側。それぞれネジを緩めて調整し、サイド締める。 ネジサイズは上がアーム基部21mm、下が19mm。 ミラー部のネジは17mmで、全部サイズが違う。 |
それでも、走り出すと、確かにミラーは前よりも見やすくなり、クラッチは扱いやすくなっていた。
クラッチはワイヤー式だ。初期伸びの分、ミートが近くなっていたのだと思う。
ミラーはレバー類を上に向けたとき、ミラーの基部ごと回転したので、鏡面だけ合わせていたのだが、少しアームを調整したのだ。
改善はされていたが、中途半端。時間があるときにしっかり直そう。
ポクポクと走っていたら、積算距離計が1500kmを指した。
あと、500kmしたらオイルを交換する。
それまでに、もう少し馴らしを続けよう。
ギヤの入りもだいぶまろやかになってきた。
エンジンの振動も少しずつ少しずつ、角が取れてきて、たぶん、今は新車時とは大差になっていると思う。(こういう記憶は錯覚も大きくてあてにならないものだけれども)
僕の身体にも、徐々に馴染んできている感じがする。
GPZに比べると、かなり小さく感じる。
ひょいと跨って出発できる感じがいい。
しかし、中間加速はなかなか侮れない。
100kmまでなら、けっこう遅くない感じがする。
最高速は試したことがないが。
こうしてみると、タイヤが丸い。久しぶりのバイアスタイヤ。そのグリップ感にも少しずつ慣れてきた。
今のところ絶対グリップ力に不足は感じない。まだ本当のフルブレーキを試していないからだと思うが、その前にライダーの方の練習が不足している。
中速までの単一コーナーの旋回速度自体は、GPZに遜色ない。
いや、うまく操ることができれば、そうとう速く抜けられるはずだ。
そのあたりの攻め方はまだまだ。リハビリと、初挑戦とを無理なくつないで、馴染んでいこう。
夕暮れ時。
札幌市の幌見峠を通る。市街地が夕日を浴びて、ややピンクに見えた。
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