摩周湖は、僕の中では、北海道に数ある湖の中でも特別な湖だ。
湖の概略は上のリンク(ウィキペデディア)や弟子屈町の観光サイトの中の摩周湖の頁で見られる。
また、「アジアの宝 今そこにある奇跡 釧路湿原 阿寒湖 摩周湖」の摩周湖の頁も魅力的だ。
霧が多く、なかなか湖全体を見通すことができない、その神秘性。
日本一の透明度を誇る、その水の美しさ。
摩周ブルーという名前までついたその水の透明で、青い、色。
周囲がすべて断崖絶壁、流れ入る川も、流れ出る川もなく、雪解けの頃も、雨の降らない時期も湖面の水位が変わらない、不思議な現象。
そして、何よりも。
2014/9/6 14:41 裏摩周展望台 |
そして、何よりも、美しい。
2014/9/6 14:42 裏摩周展望台 |
湖の中に浮かぶのは、カムイッシュ島。
風が渡り、湖面に、さざ波が立つ。
2014/9/6 14:42 裏摩周展望台 返り見て。 |
展望台から駐車場方向を見返す。
遥か遠くには知床方面の山。
深い森の中にある湖の展望台だ。
この展望台までが道道150号線。
ここは裏摩周と呼ばれ、摩周湖を見るポイントとして有名なのは、湖の反対側の道道52号線、弟子屈から登ってくる第1展望台、第3展望台の方だ。
そこには大型観光バスも来る。
裏摩周は、小清水、斜里方面か、中標津方面からしかアプローチできないため、訪れる車も比較的少ない。
午後3時前、でも、太陽の光にはすでに夕方の気配が忍び込んでいる。
9月上旬。
気温はまだまだ下がっていないが、夏至から既に2か月以上が過ぎて、日没も早くなり、太陽の位置も低くなってきている。
一瞬、一瞬、表情を変える、空、雲、風、湖。
気温もわずかに下降してきている。
ゆきかぜと僕は、先をいそぐ。
2014/9/6 14:44 裏摩周展望台 |
さようなら、摩周湖。
また、いつか、必ず見に来よう。(つづく)
摩周湖・・道東の花ですね~。この湖は支笏湖に似ているのですが、もっと
返信削除神聖な感じがしますね。特別な存在でしょうか?一度目にしたら、打ちのめされます。
アイヌの人々もカムイが宿ると信じてます。カムイッシュにカムイヌプリですから・・!
裏摩周の整備前に(30年くらい)初めて行った時には国道から深い砂利道でした。
到着した展望台には売店がぽつんと1件あるだけでした。売店の人から湖の降りる
道があることを教えて貰いましたが、3キロは歩くので断念しました。行けばよかったと
後悔してます。裏摩周の看板の真下に道が今でも有るはずです。
いちさん、こんにちは。
削除神の宿る湖、そんな感じです。
私も砂利道の時に訪ねたとがあります。
そしてやはり私も湖面までは下りませんでした。
今は快適なワインディングですね。
売店は新しくなってまだあり、珈琲も飲めたようでした。
今回は、売店には立ち寄らず。
景色だけをしばし見つめて、写真を撮って、帰って来ました。
こんにちわ~
返信削除摩周湖まで足をのばしてられるんですね~樹生さんにかかったら カウルがあろうがなかろうが、
1100だろうが750だろうが 関係なしです。一見静かなツーリングですが、果てまでツーの喜びも
ところどころに見えて、血液の循環がよくなっているのでわないだろうかと 文章から伝わってきます。
目的地だけを遥か遠くにさだめた 人智を超えて走り続けるツーリングをすると ワタシの中では
きっと5本の指にはいる素養の方。摩週はスイッチ入れば普通に行けるのでしょうね。
ワタシはもう道内の遠くへは行くチャンスはないと思います。
樹生さんの旅をみながら、楽しみたいと思います。
そして、こんどはワタシは瀬戸内や丹後や遠く九州へもW3の足を延ばして
お伝えできればと思っています。
kaoriさん、こんにちは。
削除走り始めのうちは、仕事のことを考えたりしていたのですが、走っているうちにだんだんそうしたものが遠ざかっていく感じで、走りの気持ちよさ、オートバイでの旅の気持ちよさの中に、入りこんでいく感じです。
本当に血液の循環がよくなってきているのではないかと思うくらいです。(同じ姿勢で走行風に煽られ通しのバイクではありえないことなのですが。)
今回の旅で、ゆきかぜ号でも、ロングは問題なく行けることがわかりました。
風圧も、120km/hくらいまでなら、そんなに問題にならないものだと思いましたが、
それは今回、革ジャンを着ていったことが貢献しているのかもしれません。
我ながら、走り続ける旅が大好きなんだなあ…と、思いました。
kaoriさん、10月からは大阪ですね。
あちらでも元気に走られることを、願っています。
ブログ、ずっと楽しみにしています。
樹生さんこんにちは。
返信削除摩周湖は別格ですよね。妻と北海道の湖をほぼすべてまわってみましたが摩周湖は別格だと感じました。
10回以上は訪れているのですが、湖面が綺麗に見えるか、そもそも登る前から雲の中で全く見えないかのどちらかで、湖面を霧が覆う「霧の摩周」はいまだに見たことがありません。
秋は景色の表情が刻一刻と変わっていきますね。
先週の日曜と月曜で、念願の開陽台キャンプツーリングに行きました。
車のキャンプが1台、ライダーさんが他に3人、そのうちの東京から来ていた方が17年ぶりの北海道ツーリングで、「ここはライダーの聖地だから」と言っていたのが印象的でした。
続きのブログ、楽しみにしています^^
かねしんさん、こんにちは。
削除開陽台キャンプ行かれたのですね。
開陽台は僕のような50代、またはそれ以上の年齢のライダーにとっては、まさに聖地です。
地平線が見え、夜は満点の星空。
キャンプ場にはテントが所狭しと並び、さすらいの旅の寂しさとすばらしさを語り合ったものでした。
「いつか、開陽台へ行って地平線を見る」
それがライダーの憧れであった時代があったのです。
僕が北海道に今住んでいるのも、バイクに乗っていたからというのが、とても大きな要因です。