2014年9月16日

9月の空(9)知床の朝


知床の朝。

午前5時。

まだ静かな街をそっとゆきかぜと走りだせば

湖のように静かな海の波の音が、僕らを送り出す。

今日も、旅が、始まる。















つづく



4 件のコメント:

  1. 旅の先には何があるのか?それはわからない。
    だから、人は旅立つんだね!

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    1. tkjさん。
      「絶景」「グルメ」「温泉」が約束されているツアーに仲良し仲間で参加も、とっても楽しいのですが、
      今日はどんな風景に出会えるだろう、と、期待と、旅の安全への不安と、寂しさを抱いて、ひとり旅立つ朝も、
      僕には捨てがたい魅力です。
      こんな旅を、ずっとしていけたらなあ…と思います。

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  2. 羅臼の海ですね。波が無くとても静かですね。一人旅の場合は、時間に制約されないって
    ことですよね。全てが自由で、この朝の海をいつまでも眺めることもできます。
    旅の魅力は、非日常です。規則正しく同じ事を繰り返す世界から飛び出して
    この朝の海にいるわけです。そこに佇んでいることは何と魅力的なんでしょう!
    ただ、海と空を感じていたい・・・日常のしがらみも洗い流されてこの空間にいる幸せ。
    バイク旅ならではの醍醐味ですね。

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    1. いちさん、こんにちは。
      この日の朝の海はとても静かでした。
      せっかく早く起きて早く出たというのに、予定外にバイクを停め、海をしばし眺めることになりましたが、
      これも一人旅、バイク旅ならではのことだったかもしれません。
      静かな町の港は、それでももう働き出している人もいて、その中で旅人として佇む後ろめたさと、
      今は旅の途中だという解放感と、両方を感じていました。

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