赤井川のあかりん党（白党、乳党）

赤井川村の道の駅あかいがわで売っている、村オリジナルの「かりんとう」、その名も「あかりん党」。
以前の記事でその「黒党」（＝黒糖味＾＾；）についてはリポートしました。
では、残る「白党」、「乳党」は？

さてさて、どうなりますが、「あかいがわむら選挙区」

お菓子「かりんとう」の名称は「あかりん党」、パッケージは透明の普通の密閉袋に紙が貼ってあるだけ。かわいい女の子の絵は赤井川村のマスコットキャラクター「あかりん」。

さて、「黒党」は黒糖味で大変においしかった。それは以前の記事でレポートしました。

その時のインプレッションは、

パッケージの説明にある通り、やわらかくて、とても食べやすい。
そして、黒糖の甘さが口の中に広がります。
かなり「甘い」かりんとうで、子どもからお年寄りまで、みんなが食べやすいと思います。
辛党の人にはこの甘さは少しきついかもしれません。
そう、かなり甘いです。
歯ごたえ、口ざわりは、かりんとうのあのかりっとした感じはありつつ、がりっとはこない柔らかさです。
たとえれば、「いつもの石畳の道を、ニュータイヤに履き替え、オーリンズのサスをしなやかにセッティングして駆け抜けていく感じ…」でしょうか。
つい手が止まらなくなるおいしさ。
妻は、「次に行くときもこれを買ってきて」と、相当に気に入った様子です。

と、上のようなものでした。

さて白党。

基本的なかりんとう本体の形、歯ごたえは黒党と同様。
ただ、かかっている砂糖が白い。
味も甘さは同じように甘いのですが、上白糖を使っているのでしょうか？（砂糖に詳しくないのでわからないのですが）、甘さにすっきりした感じがします。
右横にコーヒーが置いてありますが、コーヒーによく合う。
ブラックコーヒーのつまみにすれば、互いに双方を引き立てあって、とてもおいしいです。

少し上品。黒糖の複雑さよりもすっきりした甘さが好きなら、白党に一票でしょう。


では、最後は乳党。
ところで、これ、なんて読むのでしょう？
「にゅうとう？」「ちちとう？」
「道産小麦と牛乳で仕上げたかりんとう」とパッケージに書いてあります。

密閉されたプラスチックの袋に入っているのは同じなのですが、
この乳党、中のかりんとうの形が「黒」「白」とは違うのです。

短い棒状のこの姿は、普通の「かりんとう」の風情。
ただ、白党よりも本体がもしかして白いんじゃないか、って感じです。
味はそんなに牛乳を生で感じることはないですが、とってもまろやかになっています。
やはり牛乳のおかげか。
わずかに、黒党、白党よりも本体は柔らかい感じがします。
でも湿ったビスケットみたいじゃありません。少ししっとりしてますが、ちゃんと歯ごたえはあって、ここらへんは絶妙だと思います。
上に白糖がまぶされていますね。

甘さはやはり強い方です。
食べやすいという点では、一番食べやすいかもしれません。
一気に一袋、行ってしまうところで、あわてて止めました。

あかりん、アスパラバージョン

さて、「あかいがわむら選挙区」。
我が家の票は、妻、私ともに、「黒党」に入りました。

もっともコクが深く、味が濃くて、食べがいがある感じ。
一つだけ選ぶなら、我が家は黒党です。

コーヒーのお供には、白党。
我が家はいつもはインスタントコーヒーなのですが、この時はやや深煎りのコロンビアをペーパードリップでいただきました。
旨い！

テーブルの上のお菓子盆に入れておくなら、乳党。
もっとも癖がなく、食べやすく、お年寄りから子どもまで、３つの中でも一番食べやすいと思います。

３つともおいしかったので、お勧めできる味だと思います。