夏を前に。

気が付けば６月も終わり。
北海道は、短い夏に入ります。

北海道の夏は、大体お盆の頃まで。
８月も１５日を過ぎると秋の雲が広がり、朝晩も寒くなり始め、日の短さも実感するようになって、夏が去っていくのを感じます。

ひと月半の短い夏です。

ゆきかぜ号の走行距離は１万５５００ｋｍ。
前回のオイル交換は去年の９月。
１万２千キロくらいでしたから、だいたい３０００ｋｍ走行したことになります。
忙しかったり、体調が悪かったりしたこともありますが、いかにも走行距離が短いですね。

そろそろオイル交換です。約２ℓとオイル量が少ないＶ７は、交換時期も少し短くしてやります。
また、前回はギヤオイルを替えていないので、今回はギヤオイルも交換になるでしょう。
プラグは購入時から無交換。
ズームさん（お世話になっているバイク屋さん）によると、インジェクションの現在のバイクでは、プラグ交換もそんなに頻繁にしなくても大丈夫とのことで、今年の春の車検時にも交換なしで来ています。
でも、そろそろかなあ…。


今年のゆきかぜは、ポジション変更をして、僕自身としては少し走りやすくなりました。
ＧＰＺ１１００の時のポジションに少し近づいた感じです。
もちろん、実際には違うのですが、どうもノーマルポジションに違和感が消えなかった僕にとっては、いい変更だったと思います。

特にベビーフェイスのバックステップは、最初、後ろすぎたり、高すぎたりしたらどうしようかと、少し不安もあったのですが、現在の感覚としては後ろすぎるどころか、もう少しだけ後ろでもいいか…くらいの感覚です。

また、靴底にがっちり食い込む感じでグリップするローレット加工は、僕の場合、すごくいいなと思います。
靴が逃げない感じ、足ごたえがしっかりした感じが、ここまでライディングを楽しくするとは、予想外でした。
ステップ交換してからそんなに深くバンクする走行をしていないのですが、ノーマルの時もサイドスタンドから接地していたので、今回もステップが接地することはないと思います。
むしろ、可倒式でないため、転倒時に逃げがなく、曲がってしまうのではないかと、そっちが心配です。
幸いに、今シーズンは立ちごけも含め、一回も転倒していませんが、エンジンガードもつけていないので、いつかはしてしまうであろう転倒に備えて、ガードや、サドルバッグの装着も、視野に入れていった方がいいかもしれません。

ゼファー７５０のノーマルハンドルへの変更は、ノーマルハンドルのストリートファイター系というか、モタード系というか、幅広で絞りの浅いハンドルを、少し幅を詰め、絞りを与えることが目的でした。
身長のわりに若干手の短い僕は、狭くて絞り目のハンドルの方が合うのです。
このハンドル交換も、自然なポジションになるために大きく貢献してくれています。
成功と言っていいと思いますが、現在、ほんのわずかですが、もうあと１～２°、絞りがあればいいなあという感じです。
そうすると手の平にストレスなくぴったりと来るのですが、ほんのわずか、絞りがたりない感じです。
でも、以前、ＧＰＺ１１００でぴったり来ていたバリオスⅡのハンドル絞り角は２８°。ゼファー７５０の絞り角は２９°（プロトの資料による）。
僕自身のポジションや姿勢、ハンドルの取り付け角度などによってこの違和感は消えるかもしれません。
こちらの微調整、また、サスペンションのセッティングは、これから、楽しんで詰めていきたいと思います。

２代目タイヤ、メッツラーのレーザーテックは、交換後６５００ｋｍ余りを走行。
まだまだ持ちそうですが、リヤは中央だけが減るかまぼこ減りになってきました。
特に去年後半から今年にかけてはほとんどコーナーを攻めていないので、真ん中だけ減ってくるのもうなづけます。

ハンドリングが悪化して来たら交換なのですが、まだ大丈夫みたい。
溝の残りはまだまだいいので、もう少し続行です。

夏。

いい旅ができればいいなと思います。