2017年7月26日

夏空4 

2017/7/23 12:33
入江・高砂貝塚から、洞爺湖はすぐだ。
向かうことにしよう。
洞爺湖に向かう道の途中から。よく晴れた日だったが、海の近くは霧がかかって、それほど暑くはなかった。



2017/7/23 12:38
巨大なカルデラ湖の洞爺湖。外輪山の峠を越えると、道は下っていく。
見えているのは、2000年に噴火した有珠山。その爪痕は今はジオパークとなっている。
伊達市は、噴火を繰り返してきた有珠山に、今も次なる噴火への備えをしている。
2000年の噴火では、地形も変わり、大きな被害が出たが、死者が一人も出なかった。
それは火山の噴火予知と、それでも実際にはいつ来るかわからぬ噴火への備えを、きちんとしていたからで、世界中から注目された。
伊豆大島の全島避難でも同じように、一人の死者も出さなかった。
火山と生きる国、火山と暮す国、日本の知恵が世界から称賛された。
もちろん、死者がゼロでも経済的に被害が全くないわけではない。いや、甚大な被害はあった。しかし、温泉が湧き、観光資源でもある、火山。
危険性と、恩恵と、その両方と付き合っていくのが、火山列島日本の不可避のあり方なのだろう。
洞爺湖サミットは、噴火の8年後、2008年だった。
今、洞爺湖温泉街は、たくさんの観光客で賑わっている。

2017/7/23 12:49
洞爺湖の周回道路をいつものように、ぐるっと回る。
湖の西側は道幅も狭く、平野部も少ないが、緑のトンネルが多く、春から秋まで、気持ちよく走れる。
ほっとする。

2017/7/23 12:53
洞爺湖は、いつも穏やかで、やさしい。

ゆきかぜをとめて、温泉街の方を望む。

2017/7/23 12:54
同じ場所から、湖の中島方面を。
デジタル写真が色処理をしてしまうのもあるが、今日は、本当に水が青い。
夏空のせいだろうか。

2017/7/23 12:55
同じ場所から、北の方角を望む。
夏空、夏の雲。
晴れて、気持ちのいい日。
いつか、このブログの記事を見直して、
「若かった」と、
振り返る日も、来るのだろうか。

2017/7/23 13:04
浮島堂。
湖の北まで来た。
向こうに見えているのは、中島だ。

この少し先から、外輪山を登って洞爺湖に別れを告げる。
夏の昼下がり。一日の半分は、もう過ぎた。
(つづく)

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