2017年7月27日

夏空5

2017/7/23 13:32
洞爺湖に別れを告げて、国道230号線を北へ。
留寿都村から国道を逸れて、道道257へ入り、羊蹄山のふもとをめざし、道道97号線に合流する。

羊蹄山の山すそを走る。
何か、気持ちのよさそうなところで、なんとなく停まる。
…で、気づいた。この場所、今日は南から来たけれど、北から来た時も停まったところだ。
東側を見ると遠く山が見えて、雲が浮かび、
2017/7/23 13:33
西側には羊蹄山。
雲に頭が隠れている。
手前の麦畑がきれいで、「金色の野」になっていた。

2017/7/23 13:34
来た方向を振り返ると、尻別岳が見えた。
羊蹄山の山頂から、雲が尻別岳の方へ、弓なりに連なって。

2017/7/23 13:34
雲が切れ、陽が射してきた。
小麦畑が明るい。もう収穫前だ。これは秋まき小麦だろうか。

さて、道道97から京極町を抜けて、道道478へ入り、そこからまた脇道を走り次いで尻別川を北に渡って国道276号に合流し、さらにそこからまた北へ、いつもの脇道に入る。

2017/7/23 13:49
その河岸段丘の丘の上から、羊蹄山が見渡せる。
風は西から東へ。右から左へ力強く流れ、羊蹄山を越えるときに雲になる。
畑は、小麦、ジャガイモ、豆…。

さらに少し走って、お気にいりの場所でまた停める。

2017/7/23 13:54
これは春まき小麦だろうか。
麦畑の向こうに羊蹄山が見えた。

2017/7/23 13:54
こちらの麦は、穂が若々しい。
穫り入れはもう少し先になりそうだ。

2017/7/23 13:55
ここはお気に入りの白樺の立つところ。
(「緑の白樺」だ。←こちらは春だが秋にも訪れている。)
さっき東の空にみた雲がここでは少し近くに、分厚く見える。
夏の晴れ空の雲は、積乱雲になり、雷を誘いやすい。
この積雲は、まだ積乱雲には育っていないが、かみなりはバイクも危ない。
できれば、避けたいものだ。

さあ、もう一本、会いたい樹がある。
もう少しだが、その樹に会いに行こう。
(つづく)

4 件のコメント:

  1. 羊蹄山、、あぁ、羊蹄山。
    いつも、静かに、そこに。

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    1. tkjさん、こんにちは。
      富士山ほど大きくはないですが、羊蹄山は、その足元の里や大地をしっかり見下ろして、
      すっと立っているような気がします。
      いつみても、気持ちのいい山です。

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  2. その、、静かなる羊蹄山と異なるは、
    険しい槍ヶ岳や賑やかな富士、雄々しい八ヶ岳です。ワタシ的には。

    羊蹄山は辺り静かな姿が印象的でした。
    賑やかな登山者の存在を見いだせませんでした。

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    1. tkjさん、たしかにそうですね。
      羊蹄山にも登山道はあり、登る人もいるのですが、大雪の山々に比べると、そんなに賑やかではないですね。
      たしかに、静かで、美しく、もともとのアイヌ語の名前「マチネシリ」(女性山)というのも、うなづける気がします。

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