望羊の丘を下りて、羊蹄山の北側を東から西へ。
倶知安町からニセコ方面をめざす。
円錐型のたおやかな羊蹄山だが、東西面と南北面では表情も違うし、シルエットもだいぶ異なる。
11:25 羊蹄山麓 道道478号線。 |
また雲が流れ、空は今にも落ちてきそうな感じになってきた。
11:29 要諦山麓 道道467号線 少し脇道に入って。 |
時折風が強く吹く。
煽られた服が音を立てるほどの風だ。
一雨くるのだろうか。
しかし、同じ場所から西の方角、ニセコ連峰を見ると、青空が広がっている。
白くてこんもりして一番高いのがニセコアンヌプリ(1308m)だ。
ニセコには大きなスキー場がいくつもある。
世界的にも雪質の良さで有名なスキー場だ。
畑の土の上を、雲の切れ間の光の帯が走って行く。
速い。
11:46 道道346号線 ニセコアンヌプリスキー場 |
スリムで、すらっと高く見える。
11:46 道道346号線 ニセコアンヌプリスキー場 |
だいぶ土が見えてきたが、まだ春の営業は続けている。
スキー場を後に少し南下し、狭い道を下って谷に下り、橋を渡った。
尻別川の向こう側に鉄道が走り、比羅夫(ひらふ)駅があった。
12:09 JR比羅夫駅 |
12:09 JR比羅夫駅 |
ホームに出てみる。お昼になり、陽の光は暖かく、ポカポカしてきた。
残った雪がさわやかさを加味しているようにさえ、感じられる。
谷を挟んで、ニセコ連峰が見えている。
12:15 国道5号 比羅夫付近そばの横道。 |
駅に別れを告げ、谷を上ると、目の前に羊蹄山。
また山の形が違う。
山は、遠いほどやさしく、近いほど荒々しく感じるものらしい。
それは、山だけのことではないかもしれないが…。
さて、南から再び東側へ。
羊蹄山をぐるっと一周してみよう。
お腹も空いてきた。どこかでお昼にしよう。
(つづく)
えぇっ←マスオさん風
返信削除ス、スキーですか!!!
ええ、スキーなんです。
削除tkjさん、こんにちは。
写真のニセコアンヌプリスキー場は今年は5月6日まで営業、
中山峠スキー場では、だいたい5月10日前後まで営業しています。
北海道の冬は、11月から3月末まで5か月間、
4月から10月末までに残りの3つのシーズンが入っている感じです。
僕の生まれ故郷の秋田と比べても、冬の長さは相当です。
でも雪国で生まれ育つと、雪のない冬は、さびしく感じてしまうんですよね。
最後の1枚は好きなアングルです。この辺りから見上げる山は
返信削除迫力があります。遠くから見るのも好きですが、近くに寄って見上げるのは
何か安心させるものがありますね。
比羅夫駅は、いつも素通りしてしまい行ってないんですよ。
小さな駅は懐かしい雰囲気を感じるので好きですね。
いちさん、こんにちは。
削除比羅夫駅の前には、以前はスキー客を泊めたかと思われる宿屋の建物が
今は使われずに立っていました。
駅の近辺は駅前とは思えない静けさで、人の交通の中心が鉄道から車へと移行したことを
はっきり知らせるような感じでした。
小さな駅は、僕も好きです。