秋田に帰省したのはもう一週間も前のことになった。
21日。南の空に、鳥海山が見えている。故郷の山だ。
由利本荘市の市街地をからも南に大きく鳥海山が見える。
羊蹄山、岩木山、岩手山、鳥海山、……。ふるさとの山は、その山の見える街の人達にとって、大切なふるさとのシンボルになっている。
23日夕方。空港へ向かう道のちょっとはずれに、桜の咲く堤防の道があった。
ふるさとの桜。今年はこれにて見納めだ。
車を停めて、少しだけ、堤防の道を歩いた。
自転車の若い女性が、気持ちよさそうに駆け抜けていった。
耳にはせせらぎの音。
風が止まり、夕方のひかり。
川はゆるやかに曲がり、堤防の堤の桜も、それに沿って。
長い並木になっている。
こんなに満開で美しいのに、誰もいない。
菜の花がつつましく。
21日、帰省するときには、桜はまだまだという感じだったが、
23日、帰ってきたら、桜開花の宣言。
そして、27日、28日にはそろそろ満開だ。
桜の盛りは、本当に短い。
連休は、仕事をしながら、時々は走りたいと思う。
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