2022年1月25日

吉村誠也氏に学ぶ「自分と愛車のリスク回避術36か条」11~13

 吉村誠也氏に学ぶ「自分と愛車のリスク回避術36か条」今回は、
【11 信号待ち】単車線では左端で 複車線でも車線の左端で
【12 信号待ち】周囲の車から否応なく見える位置に停止すべし
【13 信号待ち】教習所の教えに反するがニュートラルで右足接地
です。
さあ、行きましょう

【11 信号待ち】単車線では左端で 複車線でも車線の左端で

これは追突されることを避けるためです。
交差点で停止していて、前方不注意の車に追突されて廃車になったり、大怪我をした…という話は、時に聞く話です。

これに関しては、停止するときに、後続の車にも注意し、相手が気づくのが遅くてぶつかりそうな場合に、前に出て逃げることが出来るように、交差点の前方から余裕をもってゆるゆると減速し、教習所よろしくポンピングブレーキで後続車に停止をアピールし、相手が認識したかを確認しながら減速するようにしています。これ、あまり極端にやると、嫌がらせになってしまうので、微妙~な感じで、「あの~もしかして気づいてくれます?」みたいな感じでやります。
そうした場合は、左端でなく、やや左側に停まることになります。
私の後ろの車がガードになってくれるので、当面追突される可能性は少ないわけですね。
これが左端だと、後ろの車が幅寄せ気味に並んでくる場合が多くあります。
基本的に、バイクであっても、堂々と存在をアピールしていた方が安全な気がしています。
端にばっかりよると、存在感が薄くて、かえって危ない気がします。

【12 信号待ち】周囲の車から否応なく見える位置に停止すべし

これは、信号待ちの車に追いついた時に、真横よりもやや前方まで進んでから停止。というものです。相手から完全に見える位置に停止すべしというわけです。真横に止まったままだと、相手が見てなくて存在に気づかない場合があるから。

これはそのとおりだと思います。
しかし、私の場合、ほとんどの場合、車の横を前まで進まないで、車の後ろに並んでいるので、この項目を使うことは殆どありません。

信号待ちで止まっている車のよこのすり抜けをして前まで出た場合、
少しでも前に出て、「すみません…」と言う感じでドライバーに会釈し、手を上げて挨拶しておきます。こうやって存在をアピール。前に出た場合には、信号が青に変わったら、周囲の安全を確認したらバイクの機動力を生かして、ざっ!と加速。車列を後ろに引き離して、距離を取るようにします。
車から見て何が腹立つって、信号待ちですり抜けで前に出たバイクが左端をちんたら走ってるのが困る。端をまっすぐ走ってくれればいいけれど、路肩の段差にハンドルを取られてふらっと右側に出てきたらぶつけてしまうかもしれません。なのに、だらだら走られて、車列全体が蓋をされてみんなイライラしてる…ってのがまずい。

車を抜いたら、引き離して距離を取る。

こいつが原則です。


【13 信号待ち】教習所の教えに反するがニュートラルで右足接地

教習所では、もうよく覚えていませんが、ギアをローに入れたまま、左足接地で右足はリアブレーキを踏んだまま…だったような気がします。
吉村氏によると、教習所ではそう教えるが、道路交通法にそうした規定はない。(ないですね。)
ギアをローに入れたまま長時間止まっていると、クラッチハウジングとクラッチハブに回転差が生じ、両者のニードルベアリングの負荷が増して、クラッチの引きずりが増えたり、ベアリングの寿命が縮んだりと、「マシーンによいことは何ひとつない。」とのことです。

信号で停止する場合、足元は左側がやや低く、右側がやや高い場合が多いので、わずかとはいっても右足の方が足つきがよくて、楽ですね。
ブレーキは右手で握りっぱなしになりますが、クラッチレバーを握り切っているよりはずっと楽ですね。

私も、右足着地、ニュートラル待機が多いです。
でも、ニュートラルにして、左足着地の右足ブレーキのこともありますね。


次回、「街中走行」と「すり抜け」です。

0 件のコメント:

コメントを投稿