2022年1月22日

吉村誠也氏に学ぶ「自分と愛車のリスク回避術36か条」6、7

吉村誠也氏に学ぶ「自分と愛車のリスク回避術36か条」今回は
【6 始動発進】スタンドを立てて跨り、シールドを閉めて発進
【7 始動発進】クラッチを切った直後のギアシフトは避ける
ですが、特に7は解説が必要ですね。これは走行中のことではなく、停止時のニュートラルからローに入れる時のことを言っています。

では、考えていきましょう。
【6 始動発進】スタンドを立てて跨り、シールドを閉めて発進

スタンドを立ててからまたがるのは、立ちごけを避けるため。
これはこの8年くらいかな、私も必ずやっています。以前はちょっと押し歩きしたあと、そのまままたがることも多かったのですが、ここのところは、押し歩きで止めたあとに、面倒でも必ずサイドスタンドを立て、バイクをサイドスタンドに預けて、安定を確認してからまたがるようにしています。
絶対に立ちごけしたくない…そんな思いが、面倒よりも上に来たんですね。
その原因の一つには、私はモトグッチに乗っていながら、エンジンガードのようなガード類を一切装着していないということもあるかと思います。
そう、モトラボロのグッチガードはグッチ乗りの必需品とまで言われていたのに…。
また、大きめのパイプ製のガードも未装着。
これはこけられない!わけですね。
どうして、装着していないのか? う~ん、どうしてだろう…?。我ながらなんとなく…。

シールドを閉めて発進の項は、内容を引用しましょう。
「ヘルメットのシールドは発進前に閉める。動き出してからしばらくの間は、低速巡航時よりも目で確認すべきことが多いので、ホコリや虫が目に入り、それができない状況で走り出すのは危険。」
なるほど…。
そういえば、グンとヒデヨシもパカッ!とか、バクン!とか言わせてシールドを閉めてから発進していましたね。
僕はいつも走り出してから閉めています。
ちょっとでも風を浴びていたいという気持ちがあって…
でも、確かにこのリスクはあるなあ…今度考えよう。

【7 始動発進】クラッチを切った直後のギアシフトは避ける
これも引用しておきましょう。
「ニュートラルからローギアにシフトするというのは、回転している1速被動ギアのドックに、となりで停止状態のギアをドックを噛み合わせる操作だから、ショックが大きいのは当たり前。
だが、クラッチを切ってしばらく待てば、1速被動ギアの回転が下がって速度差が小さくなり、ショックも小さくすることができる。排ガス規制のためにアイドル回転が高めのマシーンや、エンジンオイルの粘土が低い場合には1速被動ギアの回転が下がりにくいことも覚えておいて損はない。」

カワサキ車は、ニュートラルからローギアに入れる時に、ガッシャ!!とかなり大きな音とショックが来ますが、ゆきかぜの場合、
以前「2秒で無音」という記事を上げましたが、以前、バイカーズステーション誌で「モトグッチはクラッチを握って2秒後にシフトペダルを静かに踏み込むと、無音、無ショックでギヤが入る。」と佐藤編集長が書いていて、試してみたら、確かに、ニュートラルポジションから、クラッチレバーをいっぱいに握り、2秒、数えてからシフトぺダルを静かに、ゆっくり確実に送り込む(踏み込む)と、無音、無ショックでローに入るということがありました。

ただ、ギアチェンジするためにクラッチレバーを引くので、そこでチェンジしないで2秒待つ…というのは、相当意識して習慣化しないと、忘れてしまいます。
現に、私も最近、2秒は待っていないですね…。
そもそもカワサキのGPZ1100と比べると、もともとローに入れた時のショックが小さい…というのもありましたが…。
これは、春になったらもう一回復活させたいと思います。

さて、次回はUターン、出場、合流です。

0 件のコメント:

コメントを投稿