大体のことは書いたので、このブログに書いていくことは、それらの再構成に近いものになると思います。
以前のブログのライテク記事は以下のリンクから飛びます。
ライテクインデックスⅠ
◇◆GPZ1100、好敵手と遭遇する(記事1~2)
◇◆樹生和人 ツーリングの流儀より(記事3~12)
◇◆グリップ感とライディング(記事13~19)
◇◆コーナリングフォーム(記事20~27)
◇◆ブレーキング(記事28~32)
◇◆リーン動作(記事33~39)
◇◆実践ワインディング攻略(記事40~42)
◇◆レインラン=雨の攻略法(記事43~48)
◇◆車体ホールド(記事49~55)
◇◆向き変えとリアステア(記事56~59)
ライテクインデックスⅡ
◇◆向き変えとリアステア(続き)(記事60~62)
◇◆バランスを「保つ」と「崩す」(記事63~74)
◇◆樹生の「ライテク」が目指すものは(記事75~83)
◇◆一緒に走る人数で走りは変わる(記事84、85)
◇◆次のステージへ。もしもバイクがつまらなく感じたら(86~89)
◇◆ステア特性とその補正(記事90~97)
◇◆峠を楽しく(記事98~110)
ライテクインデックスⅢ
◇◆タイヤとコーナリング(記事111~123)
◇◆転倒の仕方考(記事124~127)
◇◆安全に楽しく美しく走る(未完)(記事128~133)
!!注意!!
×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
これらの記事は、一素人である樹生が、今までに読んだライテクを参考にし、自分の走りで検証し、まとめたもので、正しい保証はありません。あくまでも個人の意見として参考にするにとどめてください。ライディングテクニックは、もちろん、実践理論です。ライダー各自が、自分の運転には責任を負わなくてはなりません。上記リストの記事はすべて、お読みいただいた方の現実のライディングのあらゆる場面や事態に関し、て一切の責任を負えません。ご注意ください。
×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
以下は私見です。
*Web上のライテク記事の読み方について。
一般的に、個人のWEB上でのライテク記事は信用ならないものが多くあります。私の見た限りでは、個人が書いたライテク記事でそのまますべてを信じられるものはひとつもありません。(もちろん、私の記事も含めてですし、あくまで私が見た範囲の中では、という話です。)プロの書いたライテクにも一見するとまるで逆のことを書いているものもあります。 例えば、
〇 背中を丸めた方がいいという説と、背骨のS字を保ったほうが良いという説。
〇 倒し込みでイン側ステップを踏みこむという説と、踏み込まないという説。
〇 タイヤの空気圧を下げた方がいいという説と、下げてはいけないという説。
表面的には逆のようですが、「なぜか?」を読み解いてゆくと、そこには体系的な考えがあり、その人なりの理論があります。(すべてのプロの記事がそうかというと、そうでもありませんが…。)
たいていの場合、プロの書いたものは全体像がつかめるようになっていますので、その全体像をもとに個々のテクニックをとらえて、さて、ライダーである自分の責任において、理解し、安全の範囲内で試しながらその説を吟味、考慮していく…、というのが、我々一般のライダーがライテク説と付き合うやりかただと、私は考えています。
(つまり、プロが書いたものだとしても、鵜呑みにするのでなく、検証が必要だということです。)
しかし、個人のHPやブログのライテクの中には、ある説を否定するのに躍起になってみたり、体系を見ずに部分的なところを突いて鬼の首をとったように間違いだと喧伝したり、時にはそのプロの人間性まで云々して罵倒を始める場合もあります。他にも、既に広く使われている用語を特別な意味で定義し直して使用したり(読者が混乱します。本人も知らずにやっちゃうこともあります。私も「動的重心」でやっちゃいました。)、意味不明な新用語を使いだしたり(私の「もたれかかり」もそのひとつでしょう^^;)、よく読まないと理解できなかったり、よく読むと書き手が相当に勘違いしていたり、独善的だったりすることが多くあります。(…ううう…、自分の首が締まってきました;)
それが悪いというのではありません。それが私も含めた「素人」というものだということです。
責任あるプロはそうした書き方をしないものです。素人だから「得意顔」もしたいし、プロをたたきたいし、初心者に偉そうな顔をしたいものなのです。私自身そうです。それが素人の限界です。プロじみたいい繕いをしても、その時点で底が知れています。
ライテク記事を読む時には、その前提が必要です。
もちろん、個人で書いている人たちは、私のページも含めて、その人なりにライテクにトライしたものを、その人なりの表現で書きとめようとしているのであって、個人ページである以上、間違いがあったとしても、それを強く責めるのは間違っています。100人のライダーがいれば100通りの乗り方があり、それぞれが、それぞれの走らせ方を自分の方法論で積み上げていくしかないのが、ライディングであるからです。
Web上の個人作成ページを読む時には、間違いが含まれているかもしれない、という大前提をいつも外せないものだと思います。
その前提で読むなら、どの個人ページのライテク記事も、自分と同じ未完成で未熟なライダーが、バイクを走らせることが大好きで、なんとかその走らせ方を「ものにしたい」、「感覚だけでなく、理解してその上に積み重ねることで上達していけるものにしたい」と、必死で書き綴っているものとして、非常に参考にもなり、また胸熱くなる同士のトライとして読むことができると思います。
次回から書いていく内容も、そうしたものとして読んでいただけるならば幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿