2015年11月7日

走ることを。

   バイクで走り始めて30年以上経った。
   学生だった自分は働くようになり、結婚し、子どもが生まれ、
   住む場所が変わり、職場も変わり、子どもは成人し、親も齢をとり、病気になり…。
   自分も齢をとった。

   もういいじゃないか、走って何になる。

   ……何にもならない。何にも。

   でも、走ることをやめられない僕がいる。




2015/11/3 札幌市中央区 大通公園









2015/11/3 南幌町夕張川堤防









2015/11/3 南幌町夕張川堤防









2015/11/3 南幌町夕張川堤防









2015/11/3 栗山町桜山









2015/11/3 千歳市東丘









2015/11/3 千歳市東丘









2015/11/3 安平町追分向陽









2015/11/3 安平町追分向陽









2015/11/3 長沼町幌内



     ――――――“答えは、走りの中にある。”

    答えがなくても、走らずにはいられない。
 
    そうやって生きてきた。

    これからも、きっとそうだろう。

    走れなくなる日が、訪れるまで。

6 件のコメント:

  1. 先月HONDA主催の一泊ツーリング。初対面の人と同室しました。これも楽しみのひとつw
    PCX150で高速や峠道を元気に走る年上の人に、失礼してお年を聞いた。
    『えっ?ではワタシはもう20年乗れますね!』と返しました。

    と言う訳で、
    もう20年・・・30万kmくらい走ろうと思いますwww

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    1. ホンダ主催の一泊ツーリングですか。とても楽しそうです。
      70代で元気に走っている方々もたくさんいらっしゃるようですね。
      『風まかせ』って雑誌も、そうしたシルバー世代をターゲットとしたもの。
      根本健氏も66歳ですし、視力、聴力、身体能力を客観的に把握していけば、
      だいぶ長く乗れる気がしますね。

      tkjさんは20年30万km、ホントに楽々行きそうですね。
      私も体に気をつけて、長く、走りたいです。

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  2. バイクで走ることへの愛情を感じる写真の数々。
    あえて言葉を押さえて写真をメインにした所に、
    愛情の深さと物悲しいようなはかなさを感じて、
    しみじみした気持ちになりました。

    そして、
    「走れなくなる日が、訪れるまで。」
    という一言が響きます。

    それにしても北海道はすてきですね。
    私は自分が住んでいる多摩ニュータウンを走るのも好きですが、
    同じ走るでも北海道の方が何十倍も豊かな時間な気がします。
    行きたくなりました。

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    1. モリシーさん、こんにちは。
      ありがとうございます。
      バイクで走ることは、いつも少し寂しくて、それがとても大切なものと感じています。

      関東地方には有名なワインディングがたくさんありますね。
      また、古くからの街道もあって、飛ばすのも、バイク散策するのも、素敵なエリアだと思います。

      …と、いいつつ、私自身、北海道に引っ越して住んでしまったくちですので、
      北海道の魅力は、とても感じています。
      なにより、郊外にでると信号がすくなく、あまり止まらずにいつまでも走り続けられるというのが、
      バイク向きだと感じています。
      でも、生まれ故郷の秋田がたまらなく恋しくなることもあります。
      きっとどの土地でも、その土地にしかない、かけがえのない魅力があるのでしょうね。

      とは言いつつ、バイク旅、北海道いいですよ。
      これからだと路面が凍結して、一般的には来シーズンになるかと思いますが、
      ぜひおいでください。

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  3. 走れなくなる日が来るまで ワタシも最近それを考えます。
    今後10年を1年単位で刻んで予想を紙に落としてみましたが、
    3年以降の状態が自信がなく、頭の中に状態がうかばない年齢になっていました。
    永く連れ添える取回しの楽な小排気量車を見つけておくのも、よいと思ってます。
    他方、W3でのこの秋の900キロ高速巡航旅は正直面白しかったし、
    40年乗り、還暦近い女でもまだ 走りに伸びシロを見つけたのは
    自分でもオドロキです。ライディングは不思議です。
    今シーズンは終了(ワタシも)しましたから、暖かいお部屋で
    ゆっくりと構想をねって来季を楽しみにしたいものです。

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    1. kaoriさん、こんにちは。
      私も先のことを考えるようになったのですが、親のこともあり、なかなか先が具体的に浮かびません。
      どうなっていくのか、どうしたらいいのか、考えながら、状況に合わせて、その都度決めていくしかないと思っています。
      5年くらい前でしょうか、それまで通勤時に毎朝すれ違っていたZRX1100の人が、ある朝、ヤマハのセロー250になっていたことがありました。何年も毎朝すれ違うので、いつの間にか会釈する間になっていたのですが、その日、私がびっくりして、思わず手を上げてしまったら、その人は、初めて、にやっと笑って会釈されていました。
      勤務地が変わってその後、その人とはすれ違わなくなったのですが、サイズダウンを鮮やかになさったんだなあ…と印象に残っています。
      今年の冬はまた、仕事に忙殺されそうです。
      ゆきかぜ号のカスタム、今度こそ、実行に移したいと思っているのですが…。
      どうなりますやら……、です。

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