2016年4月25日

早春の赤井川へ。(2)


大好きな赤井川村。冷水トンネルを抜けて、カルデラ盆地の中へ。
峠を越えると空は曇っていて、そのうちポツリポツリと落ちてきそうな感じ。
身体も重いので、今日は東西に広がるカルデラの中の丘のうち、東の方だけをちょっと回って帰ることにした。




2016/4/24 9:47
盆地内の平地の雪はほぼ消えているが、外輪山はまだ冬の装い。
曇るととたんに風も冷たく感じる。


2016/4/24 9:52
 東の丘をふらふらと彷徨うと、砂利道を少し登ったところで、フキノトウがたくさん出ていた。
ゆきかぜの背後にある白いのは残雪だ。



2016/4/24 9:54
東の丘の東詰め近い場所。少し高いので、カルデラ盆地を見下ろすようになる。
もう少しすると山の雪が開けて、畑も 耕起が始まり動き出す。

2016/4/24 10:01
早い樹は芽吹きを始めていた。
まだ寒い日はあるのに、頑張って新芽を出す。

萌え出づる春。



2016/4/24 10:02
外輪山の北東側、こちらの開けた斜面は雪解けが早い。

2016/4/24 10:07
北海道の各地で見られるジェットコースター道路。
実際の地形に即さずに、地図上で道路計画を立てる「開拓」が作り出した風景でもある。
もちろん、馬や、トラックなど、動力を前提とした近代の道だ。
古くからの農地や集落を結ぶ道は、地形に沿って左右にたゆたうものだ。
でも、その道を前提として、畑地が作られ、何台にもわたって耕され、命を紡いできたのなら、それは立派に生活道路と呼べる。
一介のバイク乗りがとやかく言うことでは、ない。

2016/4/24 10:11
風に、こいのぼりが舞っていた。
男の子がいる家で立てるこいのぼり。
20年前の我が家は4階建てアパートの2回で、ベランダから30cmのこいのぼりを立てたっけ。
柱を立て、風に舞う、見事なこいのぼり。
今日はあいにくの曇天だけど、それでも美しい。
人の、命を寿ぐ(ことほぐ)気持ちが美しく結晶している。

12時には帰りたい。
赤井川の道の駅に寄り道して、帰ることにしよう。(つづく)

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