最後の休み、ゆきかぜの冬ごもり、冬眠作業を完成させなければならない。
ちょうど気温も2日間プラス。
水を使った洗車には適した、今年のラストチャンス。
バッテリーを下ろしたゆきかぜを、カバーの下から引っ張り出して、洗車を始める。
11月19日に走った時に、水たまりのダートや、畑の土が乗って、夕べの雨でぬれている農道などを走ったので、ゆきかぜはどろどろ。
そのまま洗車しないで1週間過ぎてしまった。
改めてみると、すごい汚れ方だ。
それから、水流をJET(^^;)にして、ホイールや、エンジンのフィン、クランクケース、スイングアームなどに当てる。一応、ジョイント部分や電気関係、スタンドピボット、シフトリンケージなどを注意深くよけながらにする。
でも、基本的に高圧水流で洗うという発想ではない。
泥や汚れを湿らせ、浮かせて落ちやすくするためだ。
あわよくば落ちてほしいとも思いつつ、あくまでメインは拭き掃除。
一通り済んだら、今度はバケツに家の中からお湯を組んできて、スポンジで全身を軽く洗う。
強くこすらず、どろが落ちる程度に。
車体の右面、左面、水(お湯)を替え、スポンジを洗って、もう一度、右面、左面。
汚れの落ち方を見ながら、上からウェスで拭いていく。
メーター周り、ハンドル、タンク、シート、シートカウル、サイドカバー。
ウェスを交換、何度も洗ったぼろに替えて、フロントフォーク、前後フェンダー、テールライト、ナンバープレート、
さらに替えて、フレーム、エンジンヘッド、ステップ回り。
替えて、マフラー。
さらに替えて、スイングアーム、エンジン下まわり、スタンド、
さらに替えて、ホイール。
先にタンク、サイドカバー前後フェンダーにワックスがけを。
シュアラスター、マンハッタンゴールド(Jr)。
奮発した最高級天然ワックスだが、たぶん一缶で3年は持つので、それならそんなに高くもない。
4年目のシーズンを終えたゆきかぜは、新車の輝きとまではいかないが、なんだか自然な感じの艶が出て、このワックスはいい感じだ。
磁石式のタンクバッグを使うと、気を付けていても磁石でくっついているフラップがずれるときにタンクに小さな傷をつけてしまう。ゆきかぜのタンクも目立たないものの、そういう傷もできている。
でも、僕は通常使用の傷には、結構無頓着な方だ。
あまりにぞんざいな扱いはできないし、タンク脱着時もいつも気を付けてはいるが、使用時の傷はどうしてもつくものだし、ニーグリップでもタンクのサイドに擦り傷はできていく。
それらの使用傷は、必然的なもので、それはそれでいいことだと、僕は思っている。
フロントフェンダーにも、リヤフェンダーにも、ワックスがけをして、きれいなウェスで拭き取っていく。
メーター周りのプラスチックやスイッチボックス、ブレーキのリザーバータンクなどには、
ホンダの『アルミホイール&プラスチックワックス』を使う。
泡状のスプレーで、布にスプレーして拭いてもいいし、飛散しないように気を付ければ直接吹いて、磨き込んでもいい。
クルームを刷り込むように、やさしく拭き込んでいけば、これが意外と泥をはじいてくれて、汚れがこびりついて乾いても、水をかけてやさしく拭くだけで、その汚れがするっと取れたりするのだ。
これはホントにすぐれものだと思う。
このスプレーもかなり頻繁に使っているのだが、3年を経て、まだ無くならない。
かなりお買い得と思う。
さて、今日はここまで。
午前中は病院へ行っていたし、持ち帰り仕事も結構ある。
クロームメッキ周りや、前後アルミスポークホイール、エンジン下、マフラーなどは明日にしよう。
気温が低く、エンジンもかけていないので、作業が終わったらすぐにカバーをかけられるのが新鮮だ。
(エンジンの熱があるうちは、まずカバーが熱で溶けるのですぐはかけられない。
また、夏の暑いときなどは車体が濡れたままカバーをかけると、
中に湿気がこもって錆の原因になる。)
明日は水を使わない作業だから、明日の作業が終わったら、本格的な冬眠に入れるだろう。
洗車と拭きが終わったら、給脂を念入りにして、冬ごもりに入る予定だ。 (明日につづく)
いよいよ冬ごもりですか~。あの寒い中、水は触りたくないですね~!
返信削除改めてアルミのスイングアームのリブがいいですね!これのデザインが殆ど変わっていないので驚きです。
昔乗っていたイモラもコレでしたから。ルマンもアルミで作って欲しいな~!
昔のバイクの弱点は足回りなんでこの部分の進化は必要です。
バイクまだ洗ってません。参考になります。
いちさん、こんにちは。
削除上から下へ洗いながらウェスを替えていますが、下に行くほど中古のぼろのウェスになっています。
できるだけ、タンクなどは新品かそれに近い状態で使いたいですから。
昨日は最高3℃で、ホースでの水かけはさすがに冷たかったです。
それで、スポンジはお湯にしてしまいました。(^^;)