高原を下っていくと、今からナイタイに向かうバイクのツーリンググループとすれ違う。
みんな、とても楽しそうに走っていた。
道東で出会うライダーたちは、一様に楽しそうにしている。
信号の少ない、スケールの大きい、この走りやすく、広大な景色の見える環境のなせるわざだだろうか。
2018/6/3 10:56 |
道道337号を行く。
上士幌町から西へ走り、「豊岡見晴台駐車場公園」――公園と言っても、10台くらい停めたら一杯になる駐車場とトイレがあるだけだが、そのあたりから見返すと、今走ってきた直線路がずっと続いているのが見える。
広い平野、明治以降の「開拓」で、それ以前に自然の地形に沿った道ができていなかったことなどが、こうした直線路を大量に生んだ。
それでも、どこまでも続くまっすぐな道は、何か胸に迫るものがある。
僕の好きなのは、例えば川の流れに沿って曲がりながら集落をつないでいくような道なのだが、こうした直線路には、何か、どかーんという見通しの良さから来る何かがあるのだと思う。
さらに進もう。
道道337を南下して、国道274に合流。西に向かう。この国道274は、札幌まで続いている道だ。
瓜幕(うりまく)のPAでトイレ休憩。
近所のガソリンスタンドは休みだった。
南下して、牧草地や畑の景色の中を、鹿追町の中心部へ。
ここで、給油した。
350kmほど走って、約14ℓ。燃費は大体で25km/ℓ前後。
やはり道東に来ると燃費は上がる。
国道274をそのまま南西へ。
美蔓(びまん)パノラマパークへ立ち寄った。
2018/6/3 11:58 |
1999年から2004年までの5年間。十勝地方に住んでいた。
毎日、この日高山脈を眺めていた。
この写真は南西方向を少しズームアップで。
2018/6/3 11:58 |
写真には収まり切れないが、十勝平野と日高山脈の景色が望める。
ここもトイレしかないが、水洗トイレできれいだ。
どこからともなく、お昼のサイレンが聞こえてきた。
12時。
今から峠越えをしよう。
日勝峠を越える。
(つづく)
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