復旧工事が終わり、通れるようになっている。
数年ぶりに通ってみたのだが、いつも日高側から十勝川へ抜けるのに、今回は十勝側からのアプローチとなった。
2018/6/3 12:24 |
日勝峠はところどころに大雨の爪痕が残っていた。麓の清水町でも、国道を避けて裏道を登っていき、最後に合流するそのところが、崩れて通行止めのままになっていたり、まだあの大雨の影響が残っているのが印象的だった。
しかし、峠自体は路面もよくなり、交通量も昔に比べると減って、快適に走れた。
9合目付近のトンネルのたもとに少しバイクを停められる程度のスペースがある、
そこにゆきかぜ号を停めて、峠の風に吹かれてみる。
やっと晴れてきた感じの十勝地方、本当に今日31℃に届くのだろうか。
平野の向こうは雲に煙り、地平線は雲に溶け込んで分からなくなっていた。
峠をトンネルで越え、日高側に下っていくと、こちらでも被害が何か所も見て取れた。
2018/6/3 12:45 |
こんなのがごろごろ転がってきたのかと思うと、大雨の脅威が思われる。
さて、朝5時から走って、ちょっと休憩で歩いてを繰り返してきて、少々疲れも溜まってきた。
とにかく安全に帰ろう。
道の駅ひだかに寄ることにした。
2018/6/3 12:58 |
いかにもなバイカーズスタイルの男たち。たぶん、40代から50代を中心にした人たち。
僕は離れたコンビニ前にゆきかぜを停めた。
2018/6/3 13:00 |
換えて約450km、中心部の「ヒゲ」はさすがに殆どなくなっている。
旭川でロックした以外は、その存在をあまり意識させない、黒子に徹したタイヤのあり方は、やっぱりメッツラーのツーリングタイヤという感じだ。
コンパウンドが新しくなったという話だが印象としてはその違いはわからない。
ただ、若干、フロントの接地感が薄くなったような気がする。これは、新品タイヤについていた剥離剤の滑りやすさのせいだったのかもしれないし、旭川でロックさせてしまったその精神的後遺症でそう感じたのかもしれない。
今日は一日、フルバンクには一回も持ち込まず、バンク角も浅く保ち、ブレーキングも直進時に限るという基本通りに走ってきた。タイヤテスト的な走りはしていない。
それでも旭川の後、気をつけながら直進時にブレーキを徐々に強めていくことをしてみたが、握り込むほどにグリップ感は帰ってくる感じ(=増していく感じ)で、そこに不安はなかった。
これは次回、また慎重に試してみよう。
2018/6/3 13:01 |
それでバナナと栄養ドリンクを買った。
目に疲れを感じ、首回りが凝っている。
今までのペースで、ちょっと休憩が少なかったか。
帰り道、あと200kmもないのだが、用心して行こう。
国道274号線を走っていく。
国道274は、深い山襞をいくつかトンネルと急坂で越えていく山岳道路だ。
元からあった街道ではなく、山を拓いて道だけを通した、そんな区間も多い。
日高と札幌方面をつなぐ、バイパスルートと言ってもいい。
2018/6/3 13:21 |
山とトンネルの接続が無機質な感じがして、なんとなく好みではない。
あんまり幸せな感じがしない道に思ってしまうのだ。
道に失礼ですね。
やがて夕張市紅葉を過ぎ、夕張川に沿って谷を下り、石狩平野が迫ってくる。
その、夕張川が石狩平野に出る瞬間の橋を渡らず、道道477へスイッチ。
川の右岸を下っていく道がある。
2018/6/3 13:52 |
由仁町丸山からさっさと左折してしまい、橋を渡って三川方面へ、畑の中の農道をまっすぐに西へ走る。
三川からまた国道274に合流し、道の駅マオイの丘の手前でまた脇に道にそれて農道を行く。
2018/6/3 14:21 |
「また今日もダートなの?」
…と、ゆきかぜがぐずるような気がするが、
そして、疲れた身には、このダート走行は少々判断ミスのような気もするが、
ここは疲れたまま、車の流れに飲まれた国道走行をするよりも自分の判断でペースを変えて行く方が安全と思って、こちらの道を、マイペース、かつ慎重に走ることにした。
2018/6/3 14:31 |
今度は国道274をまたいで一本南の農道を行く。
こちらは舗装路。
国道は車が列をなして走っているが、こちらは交通量皆無。
延々流すことができる。
さあ、家まであと数10km。
ここから先、札幌の市街地を丸ごと横断しなくてはならないが、それでも4時にはつきそうだ。
(つづく)
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