2018年6月19日

MotoGPブレーキングシーンについて(序)

MotoGP,なんとここにきて来年レプソルホンダ入りを決めたホルヘ・ロレンソ選手が二連勝!と、今年も目が離せない展開になってきています。

ところで、MotoGP観戦の醍醐味と言えば、抜きつ抜かれつのデッドヒート。
これも近年はMotoGPクラスでも、かつての中量級のようなバトルが最終周回、最終コーナーまで繰り広げられ、非常に観戦しがいのある状況です。

今日から何回かで、注目したいのは、ブレーキングシーン。
今50代半ばの私としては、青春期に雑誌やビデオで見たGPシーンと言えば、80年代が中心で、私の場合ヒーローはエディー・ローソン、世界一美しいフォームを持つキングと言えば、ケニー・ロバーツ。そして彗星のように現れたとてつもない速さの若きライダーと言えば、フレディ―・スペンサーでした。

そのブレーキングシーンには震えたものです。

まあ、でもそれは置いておいて、今日的、MotoGPのブレーキングシーンを見ていきたいと思います。



写真出典は、MotoGPオフィシャルページ。 以下同。
ヴァレンティーノ・ロッシ。


マーヴェリック・ビニャーレス。


ホルヘ・ロレンソ。



マルク・マルケス。

ABSが禁止されているMotoGPのマシンで、ぎりぎりまでブレーキングを追い込む選手たち。
どの選手も美しいですね。

おや、そういえば、今日の写真には、たまたま次のコーナーの内足をステップから外したブレーキングシーンが映っていませんね。

もう大分広まったこの「内足外し」。
実は、80年代の「ブレーキング時から内側の膝を開いておくのはなぜ?」
といいう問題と同じように、諸説飛び交いながらも、
やっている本人たちも理論的に100%納得する説明を見つけられていないという、
そういう「謎」のシーンなのです。






この内足外しって、いったいなんなのでしょうか。
今回はブレーキングシーンの一部として、この内足外しについて、
素人なりにつらつらと考えていきたいと思います。
何回が、途中他の記事をはさみながら、連載していく予定です。

2 件のコメント:

  1. よくぞここまで似たフォームの
    写真を集められましたね。
    大変だったのではないでしょうか。
    すでにここからして大拍手です。
    ロッシ選手の後方からのショット等、
    いままでに見たことの無いシーンも
    含まれていて、
    非常に興味深いです。

    これから展開されるであろう、
    樹生さんのライテク論を
    推察してみたいと考えたモノの……
    新しいアイデアは全く浮かんできません。

    連載、楽しみに拝読させていただきます。


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    1. 迷走さん、こんにちは。
      準備まではしたのですが、これが忙しくて、
      本編がなかなか進まないという……。

      今回は、諸説飛び交って、決定的な理由が定まっていないという…、
      迷走さんがもともとの記事を書かれた2013年から5年経っても解明されていない
      ことに私ごとき何が言えるのか…と言えば、
      「諸説」の中のいくつかを取り出して、そうだなあ…、う~ん…、と唸るくらいなのですが、
      時間を見つけて、ぼちぼち、書いていきたいと思います。

      どうぞ、よろしくお願いいたします。
      ライディングに関するファントークは、楽しいものの
      えてして実際とは全然かけ離れたところで
      勘違いもいいところを話していたりするもの…
      それもいいじゃないか!の前提で、
      好き勝手に想像していきたいなと思っています。

      どうぞ、よろしくお願いします。

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