2018年6月25日

霧の中を。1

2018/6/24 7:06
6月24日。一年で一番日が長い季節。
夏の暑さはまだまだこれからだが、日は7時でも沈まず、8時でもまだ真っ暗にならない。
来週末はすでに仕事が入っている。
今週、走っておきたかった。
昨日は仕事。今日、走れるか…。
天気予報は曇り時々雨だったが、雨の用意をして、ゆきかぜ号と走り出した。
午前7時。家を出る。
前回走ってから給油していなかった。実は虫だらけになっていたのに、洗車もしていなかったのだ。
朝5時に起きたのだが、5時半から6時までは洗車した。
ワックスを掛けていたので、こびりついていたと思われた虫の死骸が、水を掛けるとつるっと取れていくのに驚いた。やはり、ワックスは保護効果もあるということだろう。

ガソリンスタンドに立ち寄り、国道5号線を小樽方向へ。
朝里から国道393に入り、今日は毛無峠から赤井川を目指した。
7時代にしては交通量が多く、峠の途中からは遅い一台の車の後に長い車列ができ、その後ろを僕とゆきかぜものんびり走った。

道の駅、あかいがわに寄り、ここはトイレ休憩のみ。少し体をほぐした。
2018/6/24 8:27 赤井川村 道の駅
この時間、バイクは2台しかいなかった。
僕の出がけに入ってきたBMW R1200R の人が、バイクを停め、ヘルメットを脱ぐと、左のパニアを開け、さっとスプレーを取り出して、ヘルメットのシールドに掛け、虫の死骸などの汚れを取っていた。
なるほど…。さっととりだして、パッとケア。
パニア常備ならではの、スマートな身のこなし。
僕なんか、唾をつけたティッシュペーパーでごしごしして、仕上げに唾をつけたバンダナで拭くのだ。……あ~あ、ですね。
バイクジャーナリストの山田純さんは、BMW公認のライディングインストラクターでもあり、かつては『モト・ライダー』編集長でもあったのだが、彼は、いろんなグッズをポケットやパニアに入れて、その場で対応しながらツーリングを進めていく。

そういうスマートさは、これから僕も齢を重ねるにつれ、必要となってくるだろう。
安全に、ストレスを少なく楽しいツーリングを進めるために。
まあ、ぼちぼち、考えていこう、と思った。

さて、道の駅を出て、国道393を倶知安方面に向かう。
2018/6/24 8:28 国道393号 赤井川村
前方の山が雲に隠れて、まったく見えない。
これは降っているかもしれない。
覚悟はしてきたが、今日は雨のツーリングになるかもしれなかった。
(つづく)

0 件のコメント:

コメントを投稿