2018/6/24 8:43 |
羊蹄山の北山麓は雲が低く、羊蹄山は見えなかった。
気温も17℃を下回り、結構涼しい。
2018/6/24 8:43 |
ここはまだ降られていないが、これは来るのか?
2018/6/24 8:45 |
遠く畑の中の木々が、霞んでいる。
2018/6/24 8:45 |
寒い時は10℃を切るし、暑い時は30度を超えるときもある。(今年はまだのようだが)
こうした寒暖差が美味しい野菜を育ててくれる。
さて雲の方角だが、進むことにしよう。
国道393号から裏道へ外れて、国道5号線までをショートカット。
5号線を少し北上して、道道604号に入る。
ヘルメットに水滴がついてきた。
バイクウェアも気づけば濡れ始めている。
早めに、雨具を着ることにした。
北海道では夏でも雨が降れば寒い。
雨の中で蒸れてどうしようもないような、蒸し暑い日は、まずない。
だから、北海道に限って言えば、雨具に透湿性はそこまで求めなくてもいい。
欲しいのはひたすら、完璧な防水性なのだ。
ホームセンターで買った安物の合羽。
薄手の記事で、透湿性はないが、本降りで振り続く雨の中を3日間走り続けて
中が全然濡れなかった実績がある。
そいつをウェアの上から着た。
路面がしっとり湿っている感じで、ところどころに農作業車が落とした土や砂、時に堆肥などが落ちている。
今日の道道604はとても飛ばす気にはなれない。
それでも、走りがいのある道だ。
でも僕にはまだこの道は高速寄りに感じられる。
僕を育てた広島や中国・四国地方の山の中の道は、
殆ど直線区間のない、1.5車線から、所によっては1車線の道なのだ。
事故を絶対にしないように、樹をつけて慎重に、慎重に走った。
道道604の出口は道道66、ニセコパノラマラインとのT字路である。
そこは駐車場になっていて、トイレもある。
靄はさらに深くなってきていて、
「霧」というレベルになってきた。
駐車場に停めて、雨具の下も履くことにした。
休日の9時だというのに、バイクが一台も通らない。
雨、霧で山の姿も見えない日には、まあ、そういうものか。
まさか霧で通行止めもないだろう、そうなったら引き返せばいい。
道道66号を、南へ。ニセコパノラマラインを登り始めた。
すると…。
2018/6/24 9:24 |
ちょっと上っていくと、こんな景色になった。
視界50m。これは当然、速く走れない。
いや、みんながそう思っていてくれ。
この中をぶっ飛んでくる車やバイクがいたら、かわせるか、わからない。
ひゃ~。久しぶりに、これはキビシイ視界状況だなあ…。
と、ペースを落とし、さらに慎重に登っていくことにする。
(つづく)
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