2019年6月30日

日曜日ショートラン。


6月最後の日曜日。
やはり夜に痛みで目が覚めてしまいます。
痛くない姿勢でいれば痛くない(あたりまえ^^;)のですが、無意識に寝返りを打ち痛い姿勢になると、目が覚めてしまうようです。
でも、改善しつつあります。
今朝は朝少し仕事をして、朝食後、少しだけ走りに出ることにしました。


今日は南から雨が来るようです。
午前中に帰宅することにして、向かったのは北。

厚田の港そば、パーキングにやってきました。
いつもは寄らないのですが、トイレに行きたくて、立ち寄ることに。
向かいに新しい道の駅ができ、そちらは大人気みたいです。


でも、こっちにも結構バイクや車が出入りしています。
国道を走るバイクの多さが目につきました。
荷物を満載した旅のバイクも多く見ました。北海道ツーリングですね。
地元の日帰り組、道道11号線の峠を攻めに来たと思しき4輪。
いろいろ。
僕はトイレを借りて、海をちょっと眺めて、すぐに帰路につきます。

頸は大丈夫みたいですが、違和感が全くないわけではない。
無理しないようにします。

海沿いを南下します。

途中で国道を逸れて、「嶺泊駐車公園」に立ち寄りました。
selenさんのブログ(『モトグッチと銀塩カメラと』)でもよく登場する、selenさんのお気に入り場所のひとつです。


石狩湾と、向こうの山と、手前には海に向かって畑があります。
ここは海岸段丘の上。海へは段丘の端から崖になっています。
静かな、気持ちのいい場所です。

6月18日のselenさんの記事「すこしだけ、風を通したくて…」にも出てきます。
その写真は、この場所の情感を、見事に捉えています。
selenさんの写真は、キャノンのフィルムカメラ、名機「F-1」。

selenさんの写真には、一枚一枚、存在感があり、厳かさがあり、静謐さがあります。
その場所や、生命に対しての敬虔な気持ちが、すべての写真のベースにあるように
私には思えます。

さて、私は私で、写真を…と、nikon1を取り出したのですが、「あら?」
スイッチをONにしても、ファインダーもパネルも明るくならない。
シャッターも切れなくなっている。
あららら?
こないだ、コンパクトデジカメの方がおかしくなったのに、今度は家庭のメイン機が故障ですと?まだ7年しか使ってないのに? うう。

そういえばさっきの厚田の時に、ちょっと変だったんだよなぁ…。
写真も暗くなっちゃってるし。……むむ。
(私の写真って、ほとんど「撮って出し」なんです…。)

仕方ないので、引退したと言いつつ、代わりが決まらなくて買えてない状態だったから今日も持ってきたコンパクトデジカメの方で撮りましょう。
センサーにゴミ。電源とシャッター、ズームは効くので、他はほぼ何もできませんが、とりあえず、撮れるぞ。


カシャ。
selenさんの写真によく出る、畑と、その向こうに小島のようにこんもり茂る樹々。
手前は麦の畑でしょうか。


ベンチと、脱いだヘルメット。
ライダースクラブの編集長、竹田津さんが事故で亡くなって、8年経ちました。
僕のフルフェイスの右耳には、「Captain Taketaz」のステッカー。
ヘルメットをかぶるたびに、思い出して。

安全に。
走り続けたい。
ずっと。

しばらく、海風に吹かれて、それから、帰ってきました。
11時には帰宅。
頸は大丈夫で、走れたことに感謝です。

2 件のコメント:

  1. 久しぶりのRIDE。樹生さんが走り出した風景にホッとしてます。
    例えすこしでも走るのは気持ちいいですね。
    同じ年齢それぞれにずっと走ってきて、樹生さんとまだお会いしたことはないですが、
    同じRIDER、過ごしてきた時間はそれぞれのあの頃があったり、積み重ねてきたり。
    いつの間にか人生の大半以上がMCと共にありました。
    今年57になりいつまでも走っていたいと願いつつも、いつかは走れなくなる。
    記憶に残らない衝動的な瞬間よりも、もっと「今このとき」を味わっていたい。
    あの頃は永遠だと思っていたのに、
    いまは消耗したくない、忘れたくない気持ちが大きくなってきました。
    そんなことを想いながら走るRIDERはあまり居ないかもしれません。
    だからなのか尚更、貴重な「今」を味わっていたいのかも。そんな気持ちです。
    いつまでも一緒に走って行きましょう。自分に無理せず自然体で、心のままに気持ち良く。

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    1. selenさん、こんにちは。
      ありがとうございます。
      走れて、ほっとしています。

      私たち世代は若い頃にバイクブームがあり、
      劇的に若者の中でバイク文化が
      形成されていった時代でもあったかと思います。
      その中で、自分とバイクの付き合い、
      自分と社会、世界との関係性、
      自分自身のあり方、そんなものを
      模索し、作りながら生きてきた……そんな時代としての共通項を
      持っているのかもしれません。

       いつまでも一緒に走って行きましょう。
       自分に無理せず自然体で、心のままに気持ち良く。

      本当に、そうですね。
      ありがとうございます。

      いつまでも、
      一緒に、
      走っていきましょう。

      これからも、よろしくお願いします。

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