2019年10月15日

秋の歩みに。1

ゆきかぜが帰ってきた。
修理を終えて。⒓日に。⒔日は家庭の用事。
14日は、珍しく一日休み。
走りたい。
2019/10/14 7:17


ちょっと思い身体を起こして、朝6時から朝食。
7時過ぎ、準備を整えて、出発することにした。
気温は8℃。ひんやりしている。

防寒下着の上下を着て、その上にクシタニのカントリージーンズ(現、エクスプローラージーンズ)。
上は、綿のボタンダウンの上にダウンベスト、その上から、冬用の上着、ペアスロープの冬用ライディングコートを着た。
これで家の中では、黙っていても汗ばむくらいの暖かさ。
ところが、走り出してみると、手が冷たい。
グローブはクシタニの、ロングカットグローブと、ステアグローブを持ってきた。
冬用のバイク用グローブを持っていないのと、まあ大丈夫だろうと、たかをくくっていたのだ。
ところが、走り出すと、道を行くにつれ、7℃、6℃と気温が下がっていく。
これでは手が冷たいわけだ。

今日の最高気温は札幌で16℃くらいと天気予報で言っていたので、これくらいかと思ったのだが、いつもなら万全を期して、寒さだけは防ぐようにし、暑ければどんどん脱いでいけばいい、という発想になるのに、ちょっと身軽に出たい、そんな思いを優先させてしまったのだ。

ジェットヘルの顔や、首筋もさむさを感じる。
防寒着の襟を立てて閉めただけでは不足しているようだ。

札幌市、簾舞のいつもの場所でいったん止めて、ネックウォーマーを着用。
手は、しょうがない。暖かくなることを期待して、そのままいこう。

2019/10/14 7:40
好きな場所。

稲刈りはとっくに終わって、山は色づき始め、イタドリはすっかり枯れている。

秋が歩みを進め、冬の気配が訪れようとしている。

さて、今日行くところを決めていなかった。

イメージはできているのだが、どうしようか…。

とりあえず、行こうか。
ゆきかぜも帰ってきたことだし、寒くてひどいようなら、定山渓のコンビニで何か買えばいいだろう。

ちょっとリズムが取れいないようだ。

こういう時は事故しないように、慎重に行かねばならない。
立ちごけとかもしやすい。
気をつけていこう。



2019/10/14 8:00
国道230号線を行く。
中山峠へ向かう道、橋の上から、パッと撮った。

2019/10/14 8:01

3連休の最終日、天気晴れ。さぞかし混むかと思ったのだが、この時間は空いている。
ゆきかぜも、直してもらった後ろ右ウィンカーも、快調。

空が、寒い色になっている。
もうあの、抜けるような秋の青は、今年は行ってしまったようだ。
来年、またあの青空に会えることを楽しみにしよう。

2019/10/14 8:02
峠の下の方は、紅葉の始まりということろ。
まだ緑の樹、もう葉を落とし始めている樹もあるし、色づき始めの樹もある。

ゆっくり上がる。

2019/10/14 8:07
峠まで5km。
いつも休憩する場所に来た。
遠くの山あいに、雲が低くかかっている。
ミニ雲海のようなものか。
下では霧がかかっているはずだ。

空気は冷たく、手がかじかみ始めている。
ゆっくりもみほぐして、血行を促進する。

2019/10/14 8:07
朝露の下りた足元の草。
でももうほとんど霜に近い感じだ。
気温4℃。早朝はもっと冷えただろう。


2019/10/14 8:08
ゆきかぜを眺める。

うん。きれいだ。
妻はこの色が気に入っているようで、バイクらしくなくてかわいいという。
ポケモンのモンスターボールみたいな色だともいう。

そう、強そうじゃない。
凄みがない。

V7のデザインは、元々ブレバ750のモダンなデザインだったのに、クラシカルな外皮に換装したものではあるけれど、でも、どこか素直さがあるように思える。
無理な意匠をあまり感じない。
そこが好きなところだ。
けちをつけようと思えば、デザインだって、いろいろ、つけられるのだろうけど、
けなすためにけなしても、何も面白くない。
愛車を愛する、オーナーバカでいたいものだ。

身体をほぐして、ちょっと体操して、中から暖めたら、また走り出そう。
峠を越えていこう。




2019/10/14 8:36
中山峠を降り、国道276にチェンジ。すぐに丘を越えると現れる、
これも僕の何回も写真を撮ってる定番の場所だ。

こんにちは。
羊蹄山。
すっかり秋の深い装いに変わっていた。
山頂が冠雪する日も近い。

さあ、行こう。
今日は近場巡りだけど、もう少し、進む。
(つづく)

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