2019年10月29日

風に紅葉舞う。2 壮瞥公園、洞爺湖西岸


壮瞥公園にやってきた。
洞爺湖を一望。
洞爺湖温泉と中島を結ぶ観光船が見える。





ズームで寄ってみたけど、センサー汚れが……。



遠くに望む羊蹄山は、雲の中に頭を隠して。





たくましい、ゆきかぜ。
良く走った。

ここから折り返し。



雲が圧倒的だった。
みるみる流れる。
上空は、風が速い。

さあ、洞爺湖温泉街を抜けて、西岸を北上する。

湖沿いの道は、樹々が色付いて、葉を落とし始めていた。



かさかさと。

乾いた秋の音。




雲が動き、陽が射し始める。

にわかに輝きだす景色。



湖面が輝く。










色付く、紅葉たち。




















青空が、あっという間に、やってきた。








いろんな樹種。

色も、ペースも、一本、一本違う。

でも、それぞれに、みんな、冬への支度を、いそぐ。






にぎやかな、いろどり。

今年の緑に、さよなら。

今年の実りに、ありがとう。

それは、秋のあいさつ。

森の、秋へのあいさつ。







さあ、僕たちも、

         帰ろう、ゆきかぜ。




風に紅葉舞う。(完)




〈 おまけ。〉



 帰り道。

    八剣山に、日が当たって。

6 件のコメント:

  1. 10月27日・・
    同じ日にお互いが走っていたこと。
    それぞれの道の上で、お互いにそれぞれの季節を感じていたこと。
    樹生さんとお会いしたことがまだないのに、
    共有していたこの日のことがなんだかうれしくてでした。
    走るって、僕たちにとってほんとうに素敵な時間ですね!

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    1. selenさん、こんにちは。
      selenさんの記事も拝見しました。
      同じ日、違う場所でしたが、おっしゃる通り、
      それぞれに、空間の中で季節を感じていたのですね。
      selenさんの空気を感じる感性、風景の中にたたずむ、そのライダーとしての
      決して誇大でなく、でもしっかりと存在している、その存在感、
      それらは、他のブログではない、独特のものだと、思います。

      風の中を走り、風景の中に、走りながら、または立ち止まって、または歩いて、
      存在するライダー。

      そのあり方の表現は、難しくて、でも、そういうあり方にあこがれもあり、
      また、おこがましいですが、
      私と少しの共通点も、勝手に感じていました。

      こういうコメントいただいて、本当にうれしいです。

      走るって、僕たちにとってほんとうに素敵な時間ですね。
      ほんとうに、そう思います。



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  2. まだ洞爺は紅葉が残っていますね。中山越えすると洞爺までは早い。そー云えばぐるっと一周はしたことが無いね。
    湖畔の道を走るのは大好きです。比較的湖面が見えるところと、所々に村が在って人の気配が濃厚なところがイイよね。
    ココが支笏湖と違う。穏やかさを感じさせるよね。
    外輪山が低くてアクセスしやすいし、噴火湾にも近い。あ~また行きたくなる記事ですね~!

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    1. いちさん、こんにちは。
      この日は洞爺湖、風に紅葉舞う、絶好の日よりでした。
      中山峠の白樺はもう殆ど葉を落としていました。

      洞爺湖畔は、いつも少し暖かいです。
      風景も、気温も、洞爺湖のカルデラに下りていくと、
      いつも少し暖かい気がしています。(気のせいかな?)

      季節ごとに、何度でも行きたくなる場所ですね。

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  3. ご無沙汰しています。
    走られていますね~。
    こちらは札幌を離れて中々思うように走れていません。
    先日、旭川に行きましたがなんだかとっても暖かい道北で
    拍子抜けしてしまいました。
    また、札幌周辺を走りたいなぁ~なぁんて思っています。

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    1. KHOGさん、お久しぶりでした!
      お元気そうで何よりです。
      関東でもお元気でいらっしゃるのですね。

      私はますます忙しくなり、なかなか思うに任せない日々なのですが、
      10月は少し頑張って走ってみました。
      もう、シーズンもそろそろ終わります。

      秋の最後を、愛車とともに味わえればと思います。

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