壮瞥公園にやってきた。
洞爺湖を一望。
洞爺湖温泉と中島を結ぶ観光船が見える。
ズームで寄ってみたけど、センサー汚れが……。
遠くに望む羊蹄山は、雲の中に頭を隠して。
たくましい、ゆきかぜ。
良く走った。
ここから折り返し。
雲が圧倒的だった。
みるみる流れる。
上空は、風が速い。
さあ、洞爺湖温泉街を抜けて、西岸を北上する。
湖沿いの道は、樹々が色付いて、葉を落とし始めていた。
かさかさと。
乾いた秋の音。
雲が動き、陽が射し始める。
にわかに輝きだす景色。
湖面が輝く。
色付く、紅葉たち。
青空が、あっという間に、やってきた。
いろんな樹種。
色も、ペースも、一本、一本違う。
でも、それぞれに、みんな、冬への支度を、いそぐ。
にぎやかな、いろどり。
今年の緑に、さよなら。
今年の実りに、ありがとう。
それは、秋のあいさつ。
森の、秋へのあいさつ。
さあ、僕たちも、
帰ろう、ゆきかぜ。
風に紅葉舞う。(完)
〈 おまけ。〉
帰り道。
八剣山に、日が当たって。
10月27日・・
返信削除同じ日にお互いが走っていたこと。
それぞれの道の上で、お互いにそれぞれの季節を感じていたこと。
樹生さんとお会いしたことがまだないのに、
共有していたこの日のことがなんだかうれしくてでした。
走るって、僕たちにとってほんとうに素敵な時間ですね!
selenさん、こんにちは。
削除selenさんの記事も拝見しました。
同じ日、違う場所でしたが、おっしゃる通り、
それぞれに、空間の中で季節を感じていたのですね。
selenさんの空気を感じる感性、風景の中にたたずむ、そのライダーとしての
決して誇大でなく、でもしっかりと存在している、その存在感、
それらは、他のブログではない、独特のものだと、思います。
風の中を走り、風景の中に、走りながら、または立ち止まって、または歩いて、
存在するライダー。
そのあり方の表現は、難しくて、でも、そういうあり方にあこがれもあり、
また、おこがましいですが、
私と少しの共通点も、勝手に感じていました。
こういうコメントいただいて、本当にうれしいです。
走るって、僕たちにとってほんとうに素敵な時間ですね。
ほんとうに、そう思います。
まだ洞爺は紅葉が残っていますね。中山越えすると洞爺までは早い。そー云えばぐるっと一周はしたことが無いね。
返信削除湖畔の道を走るのは大好きです。比較的湖面が見えるところと、所々に村が在って人の気配が濃厚なところがイイよね。
ココが支笏湖と違う。穏やかさを感じさせるよね。
外輪山が低くてアクセスしやすいし、噴火湾にも近い。あ~また行きたくなる記事ですね~!
いちさん、こんにちは。
削除この日は洞爺湖、風に紅葉舞う、絶好の日よりでした。
中山峠の白樺はもう殆ど葉を落としていました。
洞爺湖畔は、いつも少し暖かいです。
風景も、気温も、洞爺湖のカルデラに下りていくと、
いつも少し暖かい気がしています。(気のせいかな?)
季節ごとに、何度でも行きたくなる場所ですね。
ご無沙汰しています。
返信削除走られていますね~。
こちらは札幌を離れて中々思うように走れていません。
先日、旭川に行きましたがなんだかとっても暖かい道北で
拍子抜けしてしまいました。
また、札幌周辺を走りたいなぁ~なぁんて思っています。
KHOGさん、お久しぶりでした!
削除お元気そうで何よりです。
関東でもお元気でいらっしゃるのですね。
私はますます忙しくなり、なかなか思うに任せない日々なのですが、
10月は少し頑張って走ってみました。
もう、シーズンもそろそろ終わります。
秋の最後を、愛車とともに味わえればと思います。