「ゆきかぜ出発できず」と「スバルと僕との相性」。

10月6日（日）、今日は天気も良し。絶対走ろうと思っていたんです。
無理せず、6時起床、7時朝食。
8時出発と、準備を整え、写真も撮って、さあ、出発、と、キルスイッチを押したら、
バスッっと音がして、あとは電源も入らない。
ＯＦＦにすると、入ってしまうが、燃料ポンプは動かない。
ＯＮの位置にすると、メーターも真っ暗。
むむ。

というわけで、今日のツーリングは中止に。

しくしく。

楽しみにしてたのに……。

ああ、秋晴れの気持ちよい空。

昨日は、仕事をして、夕方母のいる施設に寄って、その後、ＪＲ札幌駅の側を通ることになり、インプレッサ君で行ったのですが、10万キロを越えたインプレッサ君、まだまだ元気です。

札幌の市街地は、車の運転には一定のストレスがかかります。
どこの都市でもそうですよね。
なるべく自分にとってストレスの少ないルートを選んで行くのですが、通り一つ一つ、それぞれに流儀があったりして、都市交通の中の走行も、やむを得ないものと考えれば負担ですが、それをいかに安全に、スムーズに走り切るかを楽しめば、これはこれで楽しいトライになります。
そんなときの自動車は、ただ移動してくれればいいのではなく、加速、減速、ハンドリングに確かな手ごたえと信頼感があることが求められます。

そういう意味では、スバル車と僕の相性はかなりいいようです。


街中で路面改修が繰り返され、段差が多いと、車は段差通過時にだだん、と揺れます。
札幌の街は、毎年、冬の間に傷んだ路面を春にメンテするだけでなく、現在、電線の地下埋設工事が進みつつあり、（一番上の写真は路面電車のルートではないのに、電線がたくさん写り、すぐ上の写真は電線が地下埋設されているのが分かります。）そのための工事もあって、結構路面は段差が多くあります。

例えば先の方にある段差は直接見えなくても、先行する車たちがどんどんと揺れていることから段差の接近が分かります。
もちろん、そんなひどい段差はないわけですが、車体が揺れるくらいはされてしまうのです。

その段差通過時の揺すられ方が、どうも私のインプレッサは少ない…というか、穏やかであることに気づきました。
車の中にいるのと、外から眺めるのとでは揺れ方、感じ方は違うので、一概には言えないのですが、前の方の車列が順々に揺すられてきて、その揺れ方からかなり来るな……と思っても、「あれ？こんなもん？」という程度のことが多いのです。

昨日も、数台前からすぐ前の車までが結構揺すられているなあ…と思っても、角なく、すうっと段差を通過する自分のインプレッサに感動していました。

前の車、トヨタ・クラウン・アスリートなんです。クラウンの中では足を固めた傾向のアスリートですが、僕の主観で言えば、９年、10万キロ超のインプレッサ君の方が、圧倒的に「猫足」のように感じられました。

僕の中ではスバルに「猫足」というイメージはなくて、どちらかと言えば、ＳＴＩのガチガチに固めた足回りが印象的でイメージに合ったのですが、そういえばお世話になっているスバルディーラーのベテラン販売員の方が、インプレッサの特徴は、最も優れているのが４駆によるトラクション性能だとして、特筆すべきは「しなやかな足」と「ボディ剛性バランス」だと言っていたのを思い出しました。

いろいろ、レンタカーで借りて走ってみると、少ない経験値からですが、個人的な相性として、
僕と合わないのは、日産、トヨタ、
合うのは、スバル、マツダ、ホンダ、ダイハツあたりのような感じでした。

インプレッサ君、排気量が1.5で、上り坂で意図しないところでキックダウンしたりして、
そのあたりは不満なんですけれど、どのレンタカーで走った後でも、インプレッサ君に戻ると、「これこれ！これじゃなきゃ」と思えるのは、やはり相性がいいのだと思います。

あと4年は乗りたいインプレッサ君。
壊れずに走ってくれればいいのですが。

いや、それより、ゆきかぜを治さなくては。
明日、ズームさんに電話してみましょう。