2023年9月29日

ゆきかぜ、北へ。4(宗谷丘陵)

道道106号線を北上し、稚内市内についたのは、ちょうど午前9時ごろだった。 

稚内市には何回か来ているが、防波堤には言ったことがなかった。


尋ねてみると、ギリシャかローマの建築のような、美しい意匠の大きな半ドーム型の防波堤だった。

2023年9月28日

ゆきかぜ、北へ。3(幻の909号線)

 道北の天塩町から稚内へ、日本海沿いを走る道道106号線は、サロベツ原野の中、人工物はその砂利道だけ、ガードレールも電線も、何もない、どこまでもばっすぐな道として有名だ。天気がいい時は海の向こうに利尻山が見える。


しかし、昭和の最後の頃、僕らライダーにとってのその道は、道道909号線という名前で、60km以上続くダート道で、本当に最果て感のある道だった。

2023年9月27日

ゆきかぜ、北へ。2(厚田・留萌)

午前3時。札幌の街を走り出す。
さすがに9月下旬ともなると、3時は朝というよりもまだ夜という感じだ。

走り出して15分。
これから郊外や海沿いの風の強い地域を走ることを考えると、やはりこの装備では寒さが来ることが予想された。
若い頃はともかく、60を越えた今は、寒さと闘うことは御法度で、いかに寒さを感じず、体力を温存するかが重要になる。

広い道路の側道に入り、上下レインウェアを着て、それを以て防寒とした。


2023年9月26日

ゆきかぜ、北へ。1(出発: 文字だけの記事です)

 2023年9月24日、日曜日。

午前2時08分。ベッドの中で目が覚めた。

この5年くらい、目覚ましをかけたことがない。目が覚めてしまうのだ。それだけ、毎日緊張していることだから、いいことではないと職場の臨床心理士に言われた。

すべてのことに全力になりすぎている。家族と、仕事に全力で向かいすぎている。趣味はないのか?

バイクで走ることです。

思い通りに走れてる?

いえ。

家族のことをして、仕事をして、残った時間でバイクに乗っているでしょう?

そうですが?

だめです。走りたいときにバイクで走りましょう。残った時間で家族のことや仕事のことを考えればいい。

……。驚きの提案だった。

2023年9月25日

試み。

僕は55歳の頃から父の死去や母の病気、秋田から札幌への移動、その他家庭的にさまざまなことがあり、仕事もまた同時に元々忙しかったものが猛烈に忙しくなり、頚椎ヘルニア、男性更年期障害など、心身ともに疲れ果ててきていた。
2021年に定年を残して退職。ライフワークバランスを整えようとした。
しかし、収入ゼロにはできないので、パート勤務をしながらでこの生活も3年目となった。

2023年9月12日

汚れたジャケット

 先日、ツーリングで自分のジャケット姿に、ちょっと落ち込んだのだ。


クシタニのプレセプトジャケット。

2023年9月3日

平取「義経神社」再訪

 2007年9月下旬、日高地方、平取町にある義経神社を、当時の愛車、GPZ1100と訪ねた。
今日、2023年9月3日。再び義経神社へ、ゆきかぜと走って行ったのだが、16年ぶりになったのか。
当時の訪問については、前ブログ「聖地巡礼ーバイクライディング in 北海道」に書いている。
義経神社 愛馬祈願と伝説の栗

神社について、義経伝説については、上記の3つの記事に書いているので、今回は重複することはやめよう。


16年後、あの日のようにそびえている栗の樹に会うことができた。

2023年8月31日

RIDERS CLUBを読み直し始めて…。

僕にとって「ライダースクラブ」は、非常に大きな意味を持つバイク雑誌だ。
特に1980年代半ばから、2000年頃までは、毎号繰り返し、それこそ擦り切れるくらい読みふけった。
青春のバイブルと呼んでもいい。柄谷行人とRIDERS CLUB、この二つを読み、バイクで走りながら、僕は20代、30代の自分を作ってきた。そう言えるほど、僕に強く、大きな影響を与えた雑誌だ。


その深い内容は、読んでも読んでも理解できなかった。
世の中には「言葉だけでは理解できない言葉」がある。
例えば、バスケットのレイアップシュート、「リングの上にボールを置いてくる」という言葉は、分かったようでわからない言葉だ。分かるのは、「それができたとき」だ。
また、素材や加工、機械的基礎知識がないと分からない表現も多い。
手加減なしの表現は、わからないことだらけでも、読んでも読んでもわからなくても、尽きせぬ魅力があった。難しいからではない。難しく書かねば届かぬところを、何とか書こうとして悪戦苦闘している文章、自分にも読者にも、「どうせこれくらいでしょう」などという舐めた切り方を許さない文章。
それにしびれた。

2023年8月13日

8月11日赤井川カルデラ

 
2023/8/9 5:55
8月9日。まだ、朝6時前。
カルデラ盆地へ下っていく。
「たいひ」(堆肥)でうまいもん作りの看板が立っていた。
赤井川の野菜は、うまい!!
本当にうまい。
野菜の概念が変わってしまうほど。

2023年8月11日

8月9日、朝

朝、目が覚めると3時14分だった。
昨夜のうちに、支度は半分できている。

身支度をすませ、バッグに荷物を詰め、出発する。


僕としては珍しいのだが、早朝の高速道路に乗った。
朝のうちに距離を稼いでおきたい。
それでも、札樽道の金山PAで休憩、荷物の確認、バイクの確認、体調の確認をする。

2023年8月6日

クラッチワイヤー交換

 

ゆきかぜ号の走行距離も約5万1千km。
最近、クラッチの切れが悪くなってきていました。

2023年7月17日

雨の日、ちょっとだけバイクで走ろう。

昨日、7月16日(日)は、雨でした。
あ、そうだ。
ちょっと走ってこよう。
小一時間だけ。

ゆきかぜを引っ張り出して、雨の中、走り出しました。


2023年7月15日

ストップランプの電球交換。

7月9日のツーリングの帰り道、信号待ちで並んだクーペのドライバーさんが「ストップランプ切れてますよ!」と教えてくれました。

テール&ストップライトがつかない時はまずライトの玉切れを疑いますが、配線のトラブルとか、他の理由も考えられ、玉切れなら交換だけで済むので、そうであってくれ!と願いつつ、その日の午後と月曜の10日は乗る予定がなかったので、翌々日、調べて見ると、やはり玉切れでした。


大型のホームセンター、車用品のコーナーにストップライトやウィンカー用の電球があり、その中に同じ規格のものがありました。

2023年7月6日

5万kmとオイル交換

 ゆきかぜ号は6月下旬、走行距離が5万kmを越え、7月に入ったある日、いつもお世話になっているバイクショップ「ズーム」さんでオイル交換をしてもらった。


丸10年を経過し、約10年1か月で5万kmという距離は、平均して1年5,000km。

広島に住んでいた頃は1年1万5千~2万kmのペースだったから(若かったし)、約3分の1から4分の1のペース。