2016年5月12日

ブレンボのブレーキについての記事の紹介です。

現在のモトGPのブレーキングシステムとテクノロジーについて、ブレンボ本社からのプレス記事を得て紹介してくれているサイトがあります。
今日の記事は、その紹介です。

そのサイトは、
『気になるバイクニュース』

記事は、

☆ブレンボ:MotoGPのブレーキングの秘密(1)

☆ブレンボ:MotoGPのブレーキングの秘密(2)

☆ブレンボ:MotoGPのブレーキングの秘密(3)

です。
記事の紹介として、
本国のBrembo (@BremboBrakes) | TwitterさんからMotoGPのブレーキングの秘密という内容について大変興味深いプレス資料をいただきましたのでご紹介させていただきます。なお文章量が多く、それぞれの内容が非常に濃いため3部構成でお送りします。毎回技術者の方のインタビューなど詳細な内容なので本当に勉強になります
とあり、3回に分けての紹介になっています。

 第1回は「ブレーキシステムがバイクのパフォーマンスに与える影響」

 第2回は「340mmディスクの導入によってブレーキングはどう変わったのか?」

 第3回は「ブレンボの研究開発が目指してきた方向性」

です。

本来、トラックバック記事とするところですが、このブログにはトラックバック投稿機能がないのです。
それで、こんな紹介になってしまいました。


バイクはさまざまな機能や要素の複合体ですが、ことブレーキに関しては、生命線と言って良い重要項目でしょう。
ブレーキと言っても、例えば「ブレンボのハイスペックシステムを取り付ければブレーキ性能が上がる」といった単純な問題ではなく、タイヤ、車体、ライダーなど、やはりすべてのバランスの上でしか語れないものです。
単純で極端な例で言いますと、競技用のトライアルマシンに、モトGPマシンのカーボンダブルディスクを使用したブレーキシステムを付けても、とても使い物にはなりません。





ゆきかぜ号、MOTOGUZZI V7Special(2013)のブレーキシステムは、

フロント  φ320mmステンレスシングルディスク  異径対向4ピストンキャリパー
リ ア    φ260mmステンレスディスク  ピンスライド式2ピストンキャリパー

ガソリン満タンの装備重量で約200kgの車重、細いタイヤ、柔らかいフレームなどを考えても、このバランスがいいとの判断でしょう。
僕としてはもう少しハードに効いてもいい感じがしますが、するとその代わりに雨や街中や林道などでも、効き始めやリリース時の穏やかで分かりやすい効力の立ち上がりやフェイドアウト感覚などは捨てなければならなくなります。

効けばいいと言うものではない。これが、難しいところですが。
さて、最もハードで最も繊細な、MotoGPの世界でのブレーキングシステムはどうなっているのか。
とても興味深い記事でした。

2 件のコメント:

  1. takaです。
    おっしゃる通り、ブレーキもバランスが大事ですよね。
    ブレーキシステムだけでなく、車体や乗り手との。
    私も、SRのブレーキは、もう少しだけ効くようにするか、効かせ易くするか、モディファイしたいのですが、何か失いそうで(^_^;)

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    1. takaさん、こんにちは。
      V7もSRも、扱いやすさを大事にして、十分な実用性能を備えていると思います。
      僕の場合はしばらくはノーマルでいくと思いますが、もし効き目を強くする方向で換えるなら、
      パッドかと思っています。
      タッチの向上にたっか~いマスターシリンダーに換装するのがすごくいいらしいのですが、
      お金が用意できません…。

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