2019年5月29日

オイル交換(IPONE:FULLPOWER KATANA)、タイヤ交換(METZELER:ROADTEC01)


5月28日(火)の夕方、札幌のバイクショップ、ズームさんへ行き、オイル交換とリアタイヤの交換をしてもらいました。
オイルはいつものIPONEオイル、タイヤはメッツラーのロードテック01になりました。

オイル交換は、実は2017年の9月以来という、とんでもないロングスパン。
走行距離は約5,000kmなのですが、交換容量が2ℓ(実際には1.9ℓ)なので、本当はもう少し短くしたい。3,000kmくらいでは交換しておきたいところです。
今回はちょっと長すぎました。
ただ、100%化学合成のIPONEオイルは、酸化速度がものすごく遅く、基本的に管理は時間や季節を問わず、走行距離だけで管理してよいということには、なっています。
でも、やっぱりね。
次はもっと早く換えましょう。
今回もIPONEオイルの中の「FULL POWER KATANA 10W60」を入れてもらいました。
このオイル、価格が、「1L. 標準小売価格3,980円(税込)」と、かなり高価です。
しかし、それ以上の効果があると、僕は感じています。結果的には安い。
エンジン内部の保護、振動、メカニカルノイズの減少、そして、GPZ1100でも証明された(と僕は思っていますが)、エンジンの長寿化を考えれば、十分以上に納得のいく製品だと、僕は感じています。


さて、交換したタイヤはリヤのみ、フロントのレーザーテックはまだ5部山くらいで、交換にはさすがに早い。
本当は前後同時に交換したいところなんですが、ちょっと勇気がでませんでした。
だって、まだまだ使えるんですもの。

さてさて、交換したのは、「メッツラー、ロードテック01」。
実をいうと、僕はこのタイヤ、ノーマークでした。
メッツラーのZ6、Z8シリーズから続く、ラジアルツーリングスポーツタイヤの最新版、非常に評価の高いことも知っていたのですが、「ラジアル」タイヤだし、MOTOGUZZIV7に合う細いサイズもないので、縁もないなと思い込んでいました。

ところが、どうも今年からメッツラーはこのロードテック01のバイアスタイヤ版も開発、販売を開始したそうなのです。

で、やってきたのがこのタイヤだったというわけです。
ゆきかぜ号のリヤタイヤの指定サイズは、「130/80-17」
幅130mm、扁平率80%、ホイール径17インチ。

ぴったりのサイズがありました。

トレッドはよく見るラジアルのロードテック01そのままという感じです。



当然ですが、扁平率80%ですので、サイドウォールが高い。
それにしてもこのデザイン。ひそかに、センスねーなー…とか思うのですが、
改t年方向がはっきりして、間違いにくくなっていますね。
こうしたところが合理性を追求する元ドイツのメッツラーらしいところ…と言えるかもしれません。


見慣れたロードテック01の顔。
大きな斜めの溝は、「セイバー溝」と呼ばれ、コンパウンドのトラクションを向上させ、優れた排水性を発揮し、摩耗を減らし、長寿命を実現するそうです。

セイバー溝と溝の間に小さく穴のように開いている溝。その名も「ドロップ溝」。
低ミュー路面でのトラクション増加、ブレーキ時の安定性とバイクコントロール性の向上、タイヤコンパウンドのウォームアップを迅速化させる効果があるそうです。

コンパウンドはカーボンブラックをもとに30%のシリカを配合、早いウォームアップによるドライ時での高いグリップを発揮。
特殊樹脂により、コンパウンドの可動性・密着性が高まり、ウェット時の比類なきグリップ力を発揮…。

と、以上はメッツラーの日本語版HPの中の説明です。(テニオハ等、意味を変えないように、少しいじっています。)

ラジアルのロードテック01の方はもう少し複雑なコンパウンド組成と展開なのですが、今回履いたのはバイアスですので、省略します。


斜めから見ると、こういう感じ、直進付近のRが大きくて、ハンドリングはゆったり。
サイドウォールが高く、接地面はサイドへと回り込んでいない感じで、これは、接地面のショルダーまで比較的容易に接地し、ショルダーで少し踏ん張る感じではないかと推測されます。
つまり、若干ラジアル寄りの性格を持つバイアスタイヤではないかと。

実際のところは、走り込んでみないとわからないので、しばらく走ってからまた報告します。






















第一印象だけを言うと、
まず、減ったタイヤから新品に換えたのでタイヤ外周が大きくなり、ほんのわずかですがリヤが上がっています。(写真ではわからない程度です。)
しかし、乗車すると、そのほんのわずかな違いが、はっきりと体感されます。
ビタッと、決まった感じ。
本来の姿勢に戻った感じがします。
フロント、リアを均等に路面に押し付け、フロントの接地感が向上、ハンドルの切れるレスポンスもわずかに上昇しています。
しゃきっとしました。

踏面の間隔は柔らかく感じ、分かりやすく言えば、乗り心地が向上したように思えます。
これも、減っていたタイヤと、新品タイヤのゴム厚の違い…という方が大きいかもしれませんが。

今ところ、市街地だけの走行ですが、ハンドリングに癖はなく、ゆきかぜの動きがさらに素直になったように思います。

今週末も走れないことは確定。
ツーリングに出られるのは来週末以降ということになりますが、
このタイヤで走ることが、楽しみです。
元々ラジアルのロードテック01は評価がとても高く、だからこそ最近アジアでも人気の300cc以下の軽量級クラスに向けたバイアスタイヤをラインナップしてきたのでしょうが、これも名品の予感です。

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