2019年5月8日

和歌山俊宏氏のweb上でのライテク論

写真引用は、ウェビック・ニュース(「ライテク都市伝説を斬るその14」より。
緒崎松倉さんの『此先松倉』は、いつも拝読させていただいているブログです。
その緒崎さんの『此先松倉』のリンクに「ライテク都市伝説を斬る」というタグが。
見てみると、「webike」で和歌山俊宏氏が連載している記事でした。


和歌山俊宏氏は、現在、最も理論的にバイクライディングを考察し、記述しているバイクらジャーナリストと言っても間違いないと思います。
本ブログでも、和歌山氏のライテクに関しては、何度か取り上げたことがありました。

 和歌山利宏氏のリザードライディング理論(1)
 和歌山利宏氏のリザードライディング理論(2)
 和歌山利宏氏のリザードライディング理論(3)
 和歌山利宏氏のリザードライディング理論(4)
 和歌山利宏氏のリザードライディング理論(5)
 和歌山利宏氏のリザードライディング理論(6)

 3Cについて

 ライテクレビュー2 辻司氏・和歌山俊宏氏

「ライテク都市神話を斬る」とは、ちょっと和歌山氏らしからぬタイトルですが、内容は、和歌山氏ならではの、しっかりとした理論に基づくもの。
ただ、その理論は少々難解です。…というよりも、読み慣れていない(あまり普通に流布していない)身体論的な考え方に基づいているので、そういう発想にチェンジできないと、ちんぷんかんぷんになるところもあるかもしれません。

また、僕自身、すべての内容に肯定的なわけではありません。
僕自身の身体感覚の理解と、和歌山氏の理論との間に、ギャップを感じるところもある。
でも、それはなぜか、それを考えていくと、また自分のライディングに新しい発見があったり、改善ができたりするかもしれません。
そんなことを考えさせてくれるコラムです。

走ってみては、また読み返し、少しずつ、消化していきたいと思います。
たぶん、ライディングテクニックに関して、最新の身体論を反映させている和歌山氏のこの論は、日本で今一番進んでいるライテク論だと、私は考えています。

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