今年4月末の「風の色」ツーリングで、何か鋭利なものを踏んでしまったのか、タイヤに切り傷のある、ゆきかぜ号のリヤタイヤ、「メッツラー スポルテッククラシック」。
摩耗も進み、センター部のスリップサインも出て、寿命です。
交換したのは2017年の4月。2年も持ってしまいまた。
これは、あまり走っていないから。
交換した時の走行距離は1万8千503km。
現在は2万7千012km。
タイヤの走行距離は、9千509kmです。
幅130、17インチ径のバイアスタイヤとしては、
まずますのライフというべきでしょう。
この2年の走行の特徴は、まず、あまり走っていない。
ワインディングを飛ばす走行があまりなく、街中や、クルージングが多かった。
つまり、真ん中ばかり減る走り方だったということになります。
その結果は、タイヤの表情にもよく表れています。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、見事にカマボコ型に減っています。
真ん中から外側は溝もまだまだ残っていて、十分使えそうですが、真ん中は溝の深さもかなり薄くなっています。
日々のライディングの中では気づきにくいのですが、ハンドリングに関しても、直進時から傾け始めるところに重さが出ているはずです。
しかし、こんな状態でも、ほとんど違和感なく走れ、雨でもグリップ力にそれほどの危うさを感じないのは不思議です。
ピレリのスポーツデーモンの時にも、摩耗してきたときのフィーリングのよさに感心したのですが、このスポルテッククラシックも同じようなことが言えます。
中間バンクの部分は手で触るとはっきりと段減りしています。
これは、乗り心地や、ハンドリングに悪影響が出ているはずですが、
ここでも、そこまで気にならずに走ってきてしまいました。
むしろ、これはV7という車が、タイヤの摩耗に左右されにくい性質を持っているというべきでしょうか。
……なんていわなくても、
例えば190/55のタイヤと、130/80(幅㎝/扁平率)のタイヤでは
細い方が摩耗による変形の影響を、ハンドリングに関しては受けにくいことは、
これは構造上そうでしょう。
ただ、だからこんなになるまで使っていいということにはならない。
今回は、ちょっと使い過ぎました。
もう少し前に換えておくべきでしたね。
明日も仕事です。
タイヤ交換は来週に。
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