2019/9/18 17:42 |
2019/9/18 17:43 |
夕日が沈んでいく。
2019/9/18 17:49 |
レンタカー、ダイハツ・キャストを停めて。
実際はもう少しオレンジ色だったが、写真ではこの色になった。
補正の腕がないので、撮りっぱなしだ。
2019/9/18 17:49 |
2019/9/18 17:49 |
遠くの雲が、夕日に輝いている。
こんなに静かな夕暮れ。
2019/9/18 17:53 |
日没に、ぎりぎり間に合ってないみたいだが、残照が、眩しい。
2019/9/18 17:54 |
空が、染まっていく。
ふるさと、秋田でよく見て来た、秋の夕焼けの空だ。
2019/9/18 17:54 |
刻一刻と、風景が変わっていく。
2019/9/18 17:54 |
刈り入れ直前の稲。
残照に空が輝き、逆光で風景が沈む。
こんな中を、中学校の部活の帰りに、ひとり歩いて帰っていたものだった。
2019/9/18 17:55 |
2019/9/18 17:56 |
光が表情を変え、
色を変え、
静かな里に、風がまた、動き出す。
残照が光の帯になる。
2019/9/18 17:56 |
2019/9/18 17:57 |
あの雲は、さっきの川べりから見た雲だろうか。
雲はひと時も姿をとどめず、流れていく。
この鮮やかな輝きは、数十秒だけ。
今、ここに、僕はいる。
2019/9/18 17:57 |
父が死んでから、父の死について一度も泣いたことがない。
まだ、やるべきことがある。
父にさよならを言えるのは、もう少し先になりそうだ。
今日はこの日に、秋田の夕日に、さよならを。
ずっと、ずっと、抱かれて育った。抱かれて生きて来た。
秋田の夕日に。
2019/9/18 20:31 |
2019/9/18 20:34 |
2019/9/18 21:08 |
わずか30分。
北海道、苫小牧の上空を、高度を下げながら飛行する。
家に着いたら11時半。
明日の6時半には出勤のため、家を出る。
感慨にひたる間もなく、時は流れ、僕は生きていく。
明日は夕刻、施設に寄って、母に今回の報告をしてこよう。
(秋の秋田へ 完)
大役、お疲れ様でした。
返信削除雄物川沿いの夕陽があまりにも美しく、切なく。
以前にコメントに記したことがあるかもしれませんが、父の実家が現在の大仙市で、空港からだと車で30分くらいのところにあります。
R13と新幹線と雄物川が並走する辺り。
もしかしたら、比較的近い場所でよく似た景色を見ていたかもしれませんね。
お疲れのことと思います。またご多忙の折、樹生さんもどうかお身体にはお気をつけて。
Hiroshi Mutoさん、ありがとうございます。
削除私は生まれは湯沢、育ちは本荘です。
自転車で、あちこち走り回っていました。
本荘は、海があり、山があり、田んぼがあり、川(子吉川)がある町で、
雄物川は、大きくて、生まれた湯沢のイメージ。
実家の私の部屋は西向きで、
いつも部屋から夕日が沈む先と、夕焼けが見えました。
でも、外で夕焼けを迎えることが多かったように思います。
のどかな時代でした。
Hiroshi Mutoさんのお父様も秋田のあの夕日を、見ていたのですね。
お心遣い、ありがとうございます。
まだ多忙な日々は続きますが、できるだけ、ゆっくりしつつ
やっていきたいと思います。