4月1日。シーズンイン＆ドックイン

4月1日。札幌は穏やかな一日です。
道端に雪はまだ高く残っていますが、路面は殆ど出ました。
ＭＯＴＯＧＵＺＺＩ　V7Special　ゆきかぜ号にバッテリーを積み、冬眠から目覚めさせます。

昨年最後の走行が11月19日。洗車して冬ごもりに入ったのは、11月27日。
今までで一番遅い冬ごもりでした。
その後、札幌は12月としては記録的な大雪に見舞われ、その後も雪が多い日々が続いて、4月に入ってからの目覚めとなりました。

カバーをしっかかけていても、3か月から4か月の間には中で相当に汚れるもの。
今年は加えて、フロントタイヤの空気が殆ど抜けてしまっていました。
リヤは冬の間に全くと言っていいほど抜けていなかったのに、前はほぼぺしゃんこ。
空気を入れると、膨らみました。抜けるところは確認できません。
ゆっくり抜けてくるスローパンクチャ―を発生しているようです。
これは診てもらわなければなりません。

さて、冬の間に下ろしていたバッテリーを積みます。

何年やっても毎年忘れる端子のつなぎ順。
つなぐときはプラス→マイナスの順でした。
バッテリーをつなぎ、それから、簡単に車体全体を拭いていきます。
一通り拭いたら、イグニッションをオン。
フューエルポンプの作動を確認して、セルボタンを押してエンジンをスタートさせます。
なんと、2秒ほどで一発始動しました。
ほっと一安心。
オイルが回り、温まるまで、エンジンを止めずに暖気します。

距離計は18,503ｋｍ。
だいたい温まったらエンジンストップ。
前後タイヤの空気圧を再度測ります。
やはり後輪はまったく抜けていませんが、前輪は1時間前に入れたときからわずかに空気圧が下がっています。
スローパンクです。

今回の目覚めは、タイヤ交換、オイル交換の時期と重なっています。
タイヤは前後ともスリップサインが出ているし、
オイルも3000ｋｍを走って、かつ、ミッション、後輪のファイナルオイルも今回1万ｋｍのインターバルで交換時期です。

実はタイヤは注文済み。
今朝、いつも面倒を見てもらっているバイクショップズームさんから電話がありました。
ニュータイヤ入荷とのことです。
今日は暖かく天気も良くて路面も乾いていて、チャンス。
この機会に、ズームさんに持って行って、タイヤ＆オイル交換をしてもらおうと、と思いついたのでした。

…ということで、今日が今年初乗り。
シーズンインとなりました。
同時に、タイヤ＆オイル交換、前輪のスローパンクチャ―の原因診断のために、
ドック入りとなりました。

車に空気入れを積み、妻に追走してもらって、自走でズームさんまで走ります。
もしも走行中に空気が抜けてきたら、危険になる前に、止めて空気をつぎ足し、
それでも走行が危険なようなら、ズームさんに電話して
レッカーしてもらおうという作戦でした。

幸いなことに、少しずつ空気は抜けているのでしょうがハンドリングに違和感を感じることはなく、抜けていることも体感できないままに、ズームさんに到着しました。

事情を話し、ゆきかぜ号をお願いして妻の車に乗って帰ります。

久しぶりに乗ったゆきかぜ号でしたが、
昨年ポジションを変更していたせいか、走り出しから全く違和感なく、昨日まで乗っていたかのように走れました。
レバー、ペダルなどの摺動部にグリースを塗布していたのも効いていたのかもしれません。
エンジンも違和感なく、力感も十分で、アイドリング時はぶるぶると振動しますが、走ると気にならなくなるのも、いつもの通り。

前後サスもよく動き、いい感じでした。

さて、修理・交換が終了したら、連絡をもらえることになっています。
うまく行けば、来週末には、ツーリングに行けるかもしれません。