2015年9月12日

オイル交換と小修理2点。



今日は午前中仕事で、午後、大急ぎでお世話になっているバイク屋のズームさんへ。
オイル交換と小修理を2点、してもらいました。
夕方からはまた別の仕事で、もう…。



ゆきかぜの走行距離は約1万2千440km。
前回のオイル交換が約9400kmの時点でしたから、3000km経過しました。
前回は、ギヤオイル、ファイナルオイルも交換してもらいましたが、今回はエンジンオイルのみです。

時間を予約して、ズームさんへ。
夕方の仕事の件を伝えると、すぐに作業にかかってくれました。

オイルとオイルフィルターの交換です。
V7のエンジンオイルの分量は2リットル。ギヤボックスと分離して別々にオイルを入れるので、
エンジン(シリンダー、ヘッド、クランクケースなど)オイルの分量が、ギヤ、クラッチも一緒の一般的なバイクよりも少ないのです。

分量が少ない分、交換時期を短くしてみました。

マニュアルや、一般的には、オイルフィルターの交換は、エンジンオイル交換2回に1回でいいことになっています。
しかし、ズームさんはエンジンオイル交換の度に、フィルターも交換します。

理由は、せっかくの新品オイルを、今までの汚れが引っかかっているオイルフィルターを通してエンジンに回らせたくないからです。

オイルフィルター、まあ、大雑把にいえば、ガスレンジのフィルターとか、エアコンのフィルターとか、水道蛇口の浄水器みたいに、網みたいなものにゴミをとらえて流さないようにするもの。目詰まりしない限りはオイルは通るし、フィルターの目より大きなものは通さないので、オイル交換2回に1回の交換でいい…というのは、理屈に適っています。
しかし、それはきれいなオイルにしてみれば、わざわざ汚れているところを通すようなもの。
どちらの理屈をとるか、どちらが好きか、という問題だと、私は思うのですが、私は、ズームさんの意見に賛成です。

今回入れたオイルは、
IPONEの「FULL POWER KATANA 10W60」 
今年、2015年6月から扱うようになったIPONEの新製品です。

入れた感想は、エンジン振動の角が丸くなり、低回転域からエンジンの押し出し感が少し強くなったように感じます。

いままでの「ロードツイン」よりも高性能のオイル。
1ℓ、3980円(税込)と値段は高いですが、GPZ1100時代からIOPNEオイルのエンジンの保護性に関しては強く実感し、評価している私としては、エンジンの寿命が延び、エンジンの気持ちいいところが使えるので、コストパフォーマンスは非常に高く、却って「安い」とさえ言えると思っています。
そう、値が高いとしても、それは「リーズナブル」だと言うわけです。



さて、同時にやってもらった小修理です。

ひとつはハンドルの左スイッチボックス内、ウィンカースイッチの接触不良の改善です。
最近、右ウィンカーのみ、押しても時に点かないときがあり、慌てて何度か押すと点く…といった症状が出てきていました。
ズームさんはスイッチボックスを分解、ウィンカースイッチの接触点(面)にCREのコンタクトスプレーを吹いて回復してくれました。

もう一点は、オイル交換中に後ろの左ウィンカーが根元から折れてぶら下がっているのを発見。
いつ折れたのか、まったく気づきませんでした。今朝は折れていなかったし、ズームさんに向かうときにも記憶にない。午前中に職場の駐車場においていた時に、何かがぶつかったのか、あるいは故意のいたずらか、または、エンジンの振動でプラスチックのテールランプボディが疲労を起こし、ウィンカーボディの根本が割れたのか、まったくわかりません。

これは、ABS樹脂を溶かしてくっつけてしまうという接着剤を使用、そしてワッシャを形状に合わせて万力とハンマーで整形、取付け部にぴったりはまるようにして補強材として応急修理をしてくれました。

三つの作業で1時間かからない速さ、しかも、小修理は状況の診断・把握、修理方針の判断も含めてのもので、さすがプロは違うと思いました。

おかげさまで夕方の会議に間に合う時間にすべて終了。

今回も本当に助かりました。

明日も仕事です。

ツーリングは、来週かな…。

2 件のコメント:

  1. iPhone ・・・と読んでしまうのは、ワタシだけじゃないはず!はず?w

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    1. tkjさん、こんにちは。
      サイトの検索でもiPhoneでこのブログに来てしまう人もたまにいたりします。
      IPONE、読みは「イッポン」、まさかって感じですよね。
      マークは日の丸。日本好きのフランス人が柔道の「一本」から命名したという、
      いかにも信用できないようなメーカー。
      ところが、KTMのワークスでパリダカ連勝したり、ヤマハフランスで採用されたりと
      バリバリ高性能の、真面目「一本」な、二輪オイル専門のメーカーなのです。
      二輪専門ということろがミソで、最初から対応すべきエンジンを二輪エンジンに絞っているので、
      研究対象が絞れ、より二輪エンジンに特化した高性能オイルが作れています。
      もっと広まってほしいオイルです。

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