2019年5月3日

間奏曲:軽川堤の桜

ツーリングレポートの連載中ですが、ここで間奏曲(インターメッツォ)を。
札幌市、手稲区にある軽川(がるがわ)、その堤防には、エゾヤマザクラやチシマザクラ、ソメイヨシノなど、約300本の桜が植えられいる。
4月30日、家族で朝、花見散歩に出かけた。



妻は、桜が好きだ。
広島生まれ、広島育ちの妻にとって、桜は、ソメイヨシノ。
ふるさとの花だ。
ソメイヨシノは江戸時代に作られた園芸種で、
北海道では比較的暖かな地方でしか育たない。

軽川堤では、いろんな種類の桜が植えられ、咲いていた。
園芸に明るくない僕には、同じように桜としか見えない桜の樹も、
花びらの数、形、色、匂いなど、
さまざまに違うのだった。

桜の咲く春になると、妻は、
ふるさとを思い出すのだろう。


































2 件のコメント:

  1. 春のやわらかさ、
    陽のゆるやかさ、
    風の肌触りと、
    サクラに想うこと。
    巻末の家族の姿の風景に、
    時間のやさしさを感じました。
    とてもやさしい気持ちになります。
    素敵な時間ですね。

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    1. 朝の7時ごろで、まだあまりたくさん人もいない時間でした。
      その分、ゆっくりできたかもしれません。
      みんな、ゆっくり、のんびりしていたように思います。
      仕事では追われてばかりなので、
      こういう時間も、貴重だなあと思いした。

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