2015年5月13日

モンベル「タイオガブーツ ワイド」、ファーストインプレッション。

5月9日に買ったばかりのモンベル「タイオガブーツ ワイド」。さっそく翌日の「春紅葉の日」で履いてみた。



前日に1時間かけて、モンベルの店員さんとマンツーマンでのカウンセリングとフィッティングを繰り返しただけあって、サイズはまさにぴったり。


ミドルカットの高さはくるぶしと足首までカバーし、カップの入ったかかとは足をぴったりフィットで支える。かかとの横ブレがないので、とても履いていて気持ちいい。
靴底、かかと、つま先は強度がかなりあり、足を左右からはさむような力には、結構踏ん張って足を守ってくれる感じがした。バイクと路面に足を挟まれた時などに、完璧とは行かないだろうが、一般的なライディングシューズよりもずっと防護性が強く思えた。

その分、動きの自由度は制限されるわけだが、歩くときの足の折れ曲がりなどは、靴底の形状や、足の付け根のところは靴が折れ曲がりやすいように作られているなど、歩きやすさには相当の工夫がされている。さすがのトレッキングシューズ、悪路や道でないところなどを長距離長時間歩くことを考えて作られている。



またがった状態で写真を撮ろうと、ちょっと姿勢を崩したのもあり、つま先が開いてしまっていて、これは悪い例。
バイクのステップとの愛称も悪くない。
土踏まずを乗せてもしっくりくるし、つま先を乗せても、靴底とステックのグリップもいい。

問題はつま先部分の靴底とアッパーの高い部分との差、つまり、つま先の厚さなのだが、これが左足の場合、シフトレバーの下につま先を入れてシフトアップするので、その操作がやりやすくないといけない。
しかし、そこが少し問題だった。

「タイオガブーツ ワイド」僕のサイズは28.0cm。足が大きいとつま先の厚さも厚くなり、一日のツーリングではシフトアップするときには一日中、意識してつま先をレバー下に「入れ込む」必要があったのだ。
慣れれば無意識にできるようになるだろうが、やはり少し靴厚がありすぎる感じだ。


以前の靴も結構厚さはあったのだが、厚さがじゃまになったことは少なくとも数年来一度もなかった。買ったばかりの頃、靴の厚さに閉口していたかと聞かれると、そんな気もするのだが、はっきり覚えていない。

この新しいシューズも、慣れてくると、無理なくシフトできるようになるかもしれない。
または、シフトペダルの方を若干上に上げるか、どちらかだろう。




今回は渓流沿いも少し入ったので、早速足場の悪いこういうところも踏み込むことになった。
この写真はバイクを置いて、少し斜面を上がり、上からバイクを撮ろうとしているところ。
(安全に注意し、土を崩してしまいそうな所などは上がらないなど、配慮して行っている。)

右が高く、左が低い。急な階段ほどの傾斜のところだ。
かなり滑りやすい濡れた岩などもあったが、予想以上に靴底のグリップがよかった。
また、底が固く、「シャンク」も入っているので、岩の角などに足を当てざるをえなくても、まったく痛みなどはなかった。剛性は見た目以上にある。

ゴアテックスを奢っているので、足の甲まで水没しても中はまったく濡れないのだそうだ。
実際、全然浸水はなかった。

平地のアスファルトの上も歩きやすかった。


家に着いて、あがりまちに腰を下ろし、足を投げ出したところ。

ズボンは「クシタニカントリージーンズライド」。裾は未処理の切りっぱなし。床に素足で立つとかかとを踏んでしまうが、靴を履くと地面に引きずることはない。また、乗車姿勢でも裾が上がりすぎて足首が出ることもない。

一日履いたが、靴は違和感なく、新品の固さを感じるものの、馴らしに1か月もかかった昔の靴に比べると、なんだか、感慨深い。


下に履いていたソックスもモンベル製。
土踏まずやかかと、足首、脛をサポートする機能付の厚手のもの。
速乾性の厚手の記事はクッションにもなり、しかも蒸れにくく、靴の中は、比較的快適に保たれる。

総じて、シフトアップ時のことを除けば、全体としてかなりいいというのが第一印象だった。
この靴も、10年くらい履くことになるのだろうか。

身の回りのいろんなものが、交換・更新時期に来ているようだ。

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