わが、「ゆきかぜ号」(MOTO GUZZI V7Special) は、メッキ部分が多い。
と言っても、ハーレーほどではないのだけれども、ライトケースやメーターの枠、インジェクターカバー、マフラーなどはクロームメッキされています。
新車のゆきかぜが我が家に来て、そろそろ丸2年。
買った時にズームさんが言ったことは「きれいに乗ってやってください。」でした。
前の愛車、18年12万キロ乗ったGPZ1100は、度重なる転倒(立ちごけ含む)や、日々の通勤、林道走行、走りっぱなし、等々で機関はかなり元気なのに、外観はぼろぼろでした。
男カワサキなら、多少そういうヘビーさは良いにしても、イタリアンにはそれは似合わない。
それに、きれいにしようとすると、愛車をよく見るので、故障や、その前兆にも気づきやすい。
そんなことから、ズームさんは言ったのかもしれません。
丸2年でだいたい8千キロ。
この2年はほとんど休日が取れないありさまで、それでも年に何回か、走りに行って、それ以外はほとんど通勤マシンとして働いていたのが、僕のゆきかぜ号です。
通勤だと雨でも、埃っぽい日も走るし、僕はだいたい朝早く出て夜もだいたい8時頃に帰る日々が続いていた(しかも毎日ホークワークの山)ので、そうたびたび洗車ができるわけもなく、
ゆきかぜは、それでも僕なりに意識してはいたものの、2年の苛酷な扱いの間に、新車の輝きは薄れ、年齢を感じさせるようになってきました。
機関的には、新車時よりもずっといい感じ。
馴らしを終えたエンジンは低回転での粘りも増え、7000rpmのリミッターに当たるまでよどみなく回りきっていく高回転のパワーも、とてもいい感じです。
できれば疲れた外見を、リフレッシュしてやりたいもの。
そこで、メッキを磨くものを、前から探していたのです。
「メッキ工房NAKARAI」の「メッキング」、「サビトリキング」がどうやらクロームメッキに関しては最強(最鏡)らしいとはわかってきたのですが、ちょっと簡単には手が届かない。(それでも、総合的に見れば決して高くはない製品だと思います。)
試してみたかったのがマザースのクロームポリッシュ。
同じマザースの「マグ&アルミポリッシュ」がとてもよかったので、こちらも期待していたのですが、これがなかなか見つからない…。
ところが、5月6日、昼前、デスクワークを一時中断して出かけてみたバイク用品店で、あっさり見つかりました。
値段も販売価格1200円なら、手頃です。
この日は、午後からちょっと用事もあって、バクで走ったり、バイクを磨いたりする時間はありませんでしたが、ちょっとだけ、試してみました。
ウィンカーボディはプラスチック製。そこにメッキがかかっています。薄いクロームメッキだと思うのですが、こすっても落ちない点々ができ、全体にくすんできました。
たぶんこれがメッキの点錆というものらしいのです。
特に去年から今年への冬の間に、少し育ってしまったようでした。
布で拭いても、きれいにならない……。
で、買ってきたマザースを試してみると、
1分ほどでこんな感じになしました。
おお、まるでコマーシャルのようです。
研磨剤を含まないと書いていますので、薄いメッキ被膜でもいいきなり剥がれてくるということはなさそうです。
ただ、100%きれいになるわけではありません。
でも、それでいいかな、と思います。
バイク用品店には同じ商品が何個も置いていましたので、誰もが使う「定番」商品のひとつのようですが、う~む、侮れない。
ゆきかぜのメッキ部分を、これで拭いて、汚れを落としてさっぱりさせてやりたくなってきました。
ずぼれで。磨き趣味もなく。掃除や片付けが極端に苦手であり、嫌いでもある僕ですが、果たして
ゆきかぜ号を「自然なきれいさ」にキープすることができるでしょうか。
無理しても、それは愉しみでなく、苦行になってしまうので、そんなことをする気はないのです。
無理をしないようにして、その中で、機関、足回り、外観も、時々リフレッシュしつつ、長く付き合えたらと思っています。
takaです。
返信削除このポリッシュ、いいですね(*^_^*)
これは、SR乗りにも嬉しいですね。
用品店で、見つけたらGETしておきます♪
takaさん、こんにちは。
削除予想以上でした。深い錆びには歯が立ちませんが、日常的に気軽に磨く(磨くというより拭く)には、いいと思います。
1200円は安くはないのですが、思ったよりも分量も多くて、満足できる買い物でした。