二十間道路から東へ、浦河町、日高幌別駅から天馬街道を少し行ったところに西舎桜並木はある。
2004年に「優駿さくらロード」と改めて命名されたその道は、エゾヤマザクラが3kmにわたってつづく並木だ。
朝7時ごろ到着。
たぶん今日が満開だろう。
美しい桜並木が迎えてくれた。
さっきよりも陽が高くなり、また、南東に向かうにつれて雲が切れてきたせいもあるのだろう。
桜が陽に照ってとてもきれいだった。
五弁の花びら。そっと色づくそれは、バラ科の植物だということが納得できる可憐さ。
二十間道路に比べれば道幅も長さも一回り以上小さいが、その分、濃密さがあり、道路が桜のトンネルになっている。
同じ五弁のエゾヤマザクラでも、樹により、花びらの形も、色合いも、少しずつ違う。
ピンクの強いもの、白いもの。
桜の足元にはカタクリの群生が。
カタクリの花が好きな妻は大喜び。
陽射しも温かく、車を臨時の駐車場に止めて、二人で道沿いを一時間くらい、ゆっくり歩いた。
道のすぐ脇にはサラブレッドの放牧場が。
雲が低く流れていきますが、晴れたり、曇ったりだった。
何頭も馬を見ることができた。
近くの山には野生の桜やコブシの花が咲き、木々の若芽が萌え、パステルカラ―のパレットのような色合い。
公園の奥にある、長寿桜も満開。
長寿桜の周りは芝生広場になっている。
家族連れが楽しそうに。
小型遠隔操縦マルチコプター「ドローン」を飛ばす人もいた。
これからドローンを個人で飛ばす人も増えてくるのかもしれない。
音や飛行安全性など安全性やマナーに関してのルール作りなどが課題となっていくだろう。
1時間ほど散歩して、妻も僕も桜を満喫した。
さて、そろそろ帰ろう。
もう一度、桜を眺めて。
北海道の花の春は、この桜や梅を皮切りに、芝桜(滝上)、チューリップ(上湧別)
ライラック(札幌)、ラベンダー(富良野)、と、5月、6月と春から夏へと切れ目なしに続いていく。
今年も駆け足の春が、あっと言う間に通り過ぎようとしている。
昼に帰宅。
夜には就職活動中の子どもが、GW一時帰宅をした。
ホントに何年振りかに、「連休」という感じの我が家だ。
桜のトンネル・・・
返信削除コチラにも、あるにはあります。
ただ、つい速度を落とし、その抱擁に浸るのは、
恐らく、優駿さくらロードのほうが感慨深いのではないか?
短い春を、GWを、満喫してください。。
tkjさん、こんにちは。
削除ありがとうございます。
桜のトンネル、久しぶりに見ました。
風に花びらが散っていくところも。
平安時代の頃から、花と言えば桜。
昔の人も美しく咲き、短くはかなく散っていく桜の花に
思いを寄せていたのですね。
自分で書いたストーリーですが、「センセイとブルターレ」を
思い出したりしました。
久しぶりの仕事に出ない連休です。