2020年5月21日

くるぶしホールドができない。


8年目のサイクルに入ったV7Special ゆきかぜ。
我が愛車、愛しさもあるのですが、どうしてだ…?と思うところもないわけではありません。
その一つがステップの後ろ斜め上に、ヒールガード、というか、「くるぶしあて」というか、足首あたりで車体を挟んで、マシンをホールドするところがない、ということ。
ちょっと待って!それ、ノーマルステップじゃないじゃん!
Yes! でも、ノーマルの時からそうだったんです。




これがノーマルステップ。
シフトペダルがステップの内側上を湾曲して前に伸びているのは、ステップ下を通っている排気管を避けるため。
でも、これ、靴を当ててホールドできない。
で、ノーマルの時、くるぶしあててホールドしようとするとどうなるかというと、
スイングアームピボットのあたりに当たってしまうという状態でした。

このV7にライダーが乗っている写真をいろいろ見ても、誰もくるぶしホールドしていないみたい。

ばかな!

両足首でマシンを挟めないとすると、ダートを走る時、困るじゃないか!
…って、そんなことはあまり想定されていないのか…。
でも、マシンのホールドがタンクのニーグリップだけなんて、心もとない。
もちろん、ステップはいろいろ踏み方があって、ホールドもできなくはないのですが、
いざという時に両足首と膝できゅっとマシンを挟み込み、締め上げてホールドする、あれが使えないなんて……。



カワサキのNInjaZX-10Rだってステップの上あたりの銀色の部分はくるぶしホールドの為の板だし、



HONDAのCBR1000RR-Rだって、ステップの情報やや斜め後ろに銀色のホールド用の板がある。

スーパースポーツでなくても、


CB1100は、タンデムステップのベースにもなっている大きな板が、自然とくるぶしホールドの為の役割を果たしている。

ややや。
これは心もとない。

で、僕がどうなっているかというと、

つま先だっているときは、靴のサイズが28.0cmとデカい僕は靴のかかとの後ろがギリギリタンデムステップのステーに当てることができて、そことサイドカバーに当たっている脛の内側でホールドしているという、なんじゃそりゃ…という状態なのでした。

でも、この件での不満って、まだ本当に寡聞ながらみたことがないのです。
みんな気にならないのか。

僕はなるぞ。
7年間、気になりっぱなしだぞ。
まあ、自作すればいいのかもしれないのですが、そこまではなんだか踏み込む気になれず…。

それなりの考えがあってこうしているのではないか。

くるぶしグリップをしない乗り方の方が、よりこのバイクに相応しい、うまく走らせることのできる走りになるのではないか…。

で、7年間、いろいろやってきて思うのは、

もしかして、ただ大雑把だったのかもしれない…ということでした。
はははのは。

ただ、これも、ノーマルステップ、ノーマルハンドルで、舗装路をぶっ飛ばす場合のことを考えると、ちょっと乱暴な話ですが、成り立つのかも…とも考えています。
その話は、次回に。

「やっぱり、これ、飛ばすバイクだ。イタリアの熱い血だ」
…とも、思ったのでした。つづく。

2 件のコメント:

  1. >>ただ大雑把だったのかもしれない
    イタリアンあるあるですよね。
    僕も sport に思うところ多々あります^^;;「きっと、深く考えてないな」ってとこ。
    でも、いーんです♪♪
    続き、楽しみです。

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    1. Sportにもあるんですね。
       でも、いーんです♪♪ それそれ!
      そう思わせてしまうところが、
      また、イタリアンなのかも。
      嫌いじゃないです。

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