2020年5月17日

リヤのプリロードを24mmに。

車検を機に、まだ4㎜以上溝が残っているリヤを残し、フロントのみニュータイヤになった「ゆきかぜ」、フロントのみ、タイヤの外径が大きくなったので、姿勢が少し前あがり、後ろ下がりになっていました。ほんの、微々たるものなのですが、若干、舵の入りが浅く、バンク角が深くなる傾向がみられたため、リヤサスのプリロードを変えることで、補正することにしました。


V7のリヤサスは、グレード的にもあまり高いものではなく、調整できるのもスプリングプリロードのみで、減衰力の調整は一切できません。
フロントも非調整式で、何もいじれない状態。
でも、日々の走行で特に不安や不満は感じることはありません。
いや、むしろ、「けっこういいじゃん」と思うことの方が多いです。

さて、このリヤのスプリングプリロード、新車で我が家へ来た時は、17㎜くらいだったのですが、その後、調整して、23㎜に落ち着いていました。

この調整過程は、「リヤサス・プリロード調整」で記事にしていますので、興味のある方はご覧ください。

今回ですが、今までの経緯から、あまり動かさなくても、いいバランスが見つかると予想。

左右とも、プリロードを24㎜くらいにしてみました。

*注意!*
この24㎜、実はスプリングプリロード値ではありません。
スプリング本体の自由長からどれだけ縮めたかが「スプリングプリロード」ですが、外すのも手間なので、リヤダンパーユニットのスプリング受けナットのネジが切ってある部分、その部分の下端から何㎜かで表現しています。

ピンボケ!すみません。
で、24㎜にしてみたら、予想通り、大正解でした。
フロントタイヤの存在感が感覚的にしっかりと増して、タイヤが路面をとらえる感じが伝わりやすくなっています。
舵角の入り方も、遅れず、切れ込まず、コーナーで完全手離しでも回れる(しません)感じのニュートラルステア。

この写真は調整前。わずか1㎜プリロードが上がっても、見た目は全くわかりません。
好みを言えば、あと、ほんの少し締め込んでリヤを上げ、もう少し舵角が入るようにした方が、回頭性があって、切り返しなどで気持ちよく走れそうですが、このニュートラル感と、タイヤのグリップ感のバランスは、ここから動かしたくない感じです。

これは、むろん、フロントがニュータイヤであることも効いていると思われます。
邪魔せず、安心感を与えてしっかりグリップ。
まさに、メッツラーのツーリングタイヤの性格そのものです。
これも、満足できるものでした。

このコブシは、5月の頭、給油して、ちょっと回り道した時に。
ツーリングに行かないので、休日に仕事が進むという…、まちがった暮らし。

ぼんやり考えているのは、通勤時と、ツーリング時の荷物の積載方法の改善です。
これはすぐに実現とはいきませんが、せっかくのインターバル期間。
いろいろ、考えてみたいと思います。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    V7は、サスがフロントもリアも硬いという話を良く他の方のブログで見ます。外人の体重で、しかもタンデムも考えたセッティングになっているからだそうですが、本当かな。私はタンデムツーリングを良くするので、今まで乗っていたバンディットでは、ソロの時とタンデムの時とでプリロードを変えていましたが、(オーリンズのモノサスなので、リモートダイヤルで簡単に出来ます)V7になると2本になるし、左右でぐるぐるとリングを2枚回さないといけないので面倒そうです。リングにマーキングでもしておこうかな。同じプリロード調整でも、昔はガチャンガチャンと段差のある凹に合わせて5段階くらいで回していましたが、今はそういうのは無いのかな?そっちの方が簡単そうですが。。。

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    1. がたぱしゃさん、こんにちは。
      V7のリヤサス、調整には、バネの下のナットを回すのですが、専用のフックレンチが車載工具に入っているので、そんなに面倒ではないです。
      上のピンボケの写真、ナットの凸面に丸い穴が開いていますが、ここ、六角ボルトになっていて、これを締め込むと回り止めになるようになっています。
      そこで、この六角ボルトを緩め、ナットを回し、で、また締めるという手間が発生します。
      これはやっぱり面倒ですね。
      が、走っているうちに見る見るナットが回ってプリロードが変わる…ということは起こらないので、頻繁に変えるのであれば六角ボルトは緩めっぱなし…というのもありかもしれません。
      (ごめんなさい、この件は責任とれません。)
      やっぱ、面倒ですね。リヤサス調整。むむ。
      私は結構そういう調整好きなので、苦になっていませんが……。


      さて、V7のサスが固いとか、フニャフニャだとか、いろいろ聞きますが、私は固いと感じたことは一回もありません。人によるとは思うのですが、私は体重74㎏くらいです。
      硬いのではなくサスが安っぽいので、動きがバタバタする…というところだと思います。
      シャフトなので、バネ下が重いというのも、関係あるかもしれません。

      でも全体によく動くし、底付きしにくいし、いいサスだなあ、とおもっています。
      フロントはブレーキをいきなりグワッ!と握るとフルボトムします。でも、最初だけじわっと握ってやれば、その後、かなり握り込んでもなかなかいい路面追従をしてくれます。

      リヤはバタバタするのはしょうがないと思います。私の経験内では、このバタバタはダンパー性能に起因すると思われ、プリロードを変化させても、変わりませんでした。

      乗り心地もですが、むしろハンドリングの方がプリロード調整で大きく変化するのが、今まで乗ってきた国産車と違うところだなあと感じています。
      その分、いじるのが楽しくなります。
      でも、頻繁にいじらないと乗れないかというとそういうことはなくて、
      私も最初の半年でプリロードを23㎜と決めてからは、
      これが私にとってベストポイントだったらしく、
      今までは、タイヤを変えても、そんなに変化なく、いい感じで来れていました。
      今回は、フロントだけ変えるというバランスが変わることでもあったので、
      改めていじってみた…というところです。
      また、8年目に入って、スプリングやダンパーも少々ヤレて来た頃かと思い、
      そういう意味でも再調整してみたと…そんな感じです。

      長文すみません。少しでも参考になれば、幸いです。

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