2020年5月8日
フロントニュータイヤ
ゆきかぜ号、2013年春に家に来て、今年2020年、丸7年が経過し、8年目に入りました。
今年の春は3回目の車検も通過。
自賠責等の更新と同時に、エンジンオイル、ギヤオイル、ヘッドライトバルブ、前タイヤの交換をしています。
フロントタイヤは、メッツラーの「ロードテック01」になりました。
(ロードテック01についてのメッツラーの日本語HP)
メッツラーのロードテックについては、一度やや詳し目の記事を書いています。
「オイル交換(IPONE:FULLPOWER KATANA)、タイヤ交換(METZELER:ROADTEC01)」(2019年5月29日)
その時は、リヤのみ交換となりました。
今回は、フロントのみの交換です。
次回交換時は、前後の交換になると思います。
ラジアルタイヤとして高評価のメッツラー、ロードテック。
その技術を生かしたバイアス版のタイヤが「ロードテック01」のバイアス版で、名前もそのまんまです。
とにかく雨天時に強いのが売りのタイヤらしく、雨でも走る僕にはぴったりかもしれません。
いかにもバイアスらしい、サイドウォールの長い(=高い)形。
かなり前からピレリと同じ工場で作られているメッツラーですが、このデザインの武骨さというか、センスの無さというか…は、昔から変わらず。…いや、昔はそれはそれでかっこよかったような気もするのですが…。
まだ車検から帰って切れ数回しか走っていないので、タイヤの踏面中央にも製造の過程でできるヒゲがいっぱいついたままです。
タイヤにかかる力の方向と垂直になるように切られた溝が路面を「つかむ」ように設計されており、バンク角を増していくと溝の比率を敢えて高くして、排水性と「つかむ」グリップを高めているとのことですね。
この数年のタイヤの技術向上は目覚ましく、ダンロップ、ブリヂストン、ミシュランなど、各社でタイヤ性能が飛躍的に向上している…とは、よく目にする解説です。
このタイヤの溝も溝断面に傾斜がつけられていることがわかります。
写真は寝ていますが、右側が上、左側が下方向です。タイヤは右から左に回転します。
フロントタイヤにかかる荷重は、上からの荷重とブレーキング時の減速荷重です。
確かに、タイヤが右から左で回転しながらブレーキ荷重を受けるところを想像すると、
溝がめくれ上がることなく、タイヤがきれいにつぶれながら溝を平行四辺形的に変形させつつ転がっていく様子が見て撮れますね。
ズームさん(ゆきかぜの主治医であるバイク屋さんです)曰く、メッツラータイヤは、距離を走ってからの排水性やグリップ性能の落ちのなさ(=少なさ)と、実質のタイヤライフの長さが他のメーカーと比べた時の特徴であるということです。
ちょっと走った印象では、まだフル加速もフルブレーキも、かなり傾けてのコーナリングもしていませんが、非常に「普通」の感じ。
言い換えれば、乗っていて気にならない。心配にならないタイヤ、という印象です。
接地感が希薄だと走っていて怖く感じますし、タイヤからの情報がありすぎると、これはこれで疲れます。
このバランスが、メッツラーロードテックは、ツーリング寄り、もう少し正確に言うと、「スポーツツーリング寄り」と言えるかもしれません。
タイヤの舵角も、比較的「鈍」で、バンク角で舵角をコントロールするタイプ。
最初から弱アンダーのハンドリングの傾向かと思います。
ただ、ゆきかぜのリヤタイヤは新品でないので、この印象の「精密さ」は保証できません。
タイヤに馴染みつつ、ハンドリングやバイクの姿勢(=前、後の高さ)なども、徐々に決めていけたらいいなと思います。
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